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J-GLOBAL ID：202202231642006245   整理番号：22A1091003

異なるタイプの耳鳴を有する正常聴力および聴力障害患者に対する音声了解度悪化【JST・京大機械翻訳】

Speech intelligibility deterioration for normal hearing and hearing impaired patients with different types of tinnitus

著者 (4件)： Niewiarowicz Marek (Department of Otolaryngology, Poznan University of Medical Sciences, Przybyszewskiego 49, 60-355 Poznan, Poland) ,  Wicher Andrzej (Department of Acoustics, Faculty of Physics, Adam Mickiewicz University, Uniwersytetu Poznanskiego 2, 61-614 Poznan, Poland) ,  Sek Aleksander (Department of Acoustics, Faculty of Physics, Adam Mickiewicz University, Uniwersytetu Poznanskiego 2, 61-614 Poznan, Poland) ,  Gorecki Tomasz (Faculty of Mathematics and Computer Science, Adam Mickiewicz University, Uniwersytetu Poznanskiego 4, 61-614 Poznan, Poland)
資料名： Speech Communication  (Speech Communication)
巻： 139  ページ： 35-44  発行年： 2022年 
JST資料番号： W1590A  ISSN： 0167-6393  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多くの耳鳴被験者が,コミュニケーション,特にノイズの背景で提示されるとき,音声の明瞭度による問題を報告している。耳鳴(トーン様,ノイズなど)のタイプ,周波数領域における位置および範囲,および付随する聴力損失の型および程度は,異なる方法でノイズにおける音声明瞭度に影響を及ぼすことができる。本研究の主目的は,背景雑音で提示されるとき,音声の明瞭度に及ぼす耳鳴と聴力損失の程度の影響を決定することであった。128人の患者のグループが本研究に参加した。耳鳴と感音難聴の患者は,聴力損失のない耳鳴を有する人であった。すべての参加者は,Poznanの医学大学のリハビリテーションのLaryngologyセンターの患者であった。患者の年齢は31~84歳であった。正常聴力と耳鳴のない10人の被験者(24~50歳)の追加群は,対照群として本研究に参加した。初期実験を耳鳴型の決定に関して行った。異なる中心周波数(f)を有する異なる幅(Q因子,良さ)の雑音のバンドを用いて,知覚耳鳴タイプを整合させた。Q因子は雑音帯域幅に対する中心周波数の比である。主な実験では,Speech受容閾値(SRT)をポーランドSentence Test(PST)を用いて測定した。この試験において,短い文章を,それらの耳鳴にマッチする患者によって使用された異なる型の信号の間で,ポーランド音声の平均スペクトルを反映するいわゆるbabble-ノイズのバックグラウンドにおいて提示して,最もしばしば用いられるものは,中周波数領域(BM)と音様高周波ノイズ(TH)における広帯域ノイズであった。正常聴力の耳鳴患者に対する平均Speech受容閾値(SRT)は,対照群より3dB高かった。中間周波数帯域(1.5~5kHz)に位置する広帯域耳鳴に対して,音声明瞭度における最も高い劣化が観察された。正常聴力閾値を有するニットス患者は,音声がbabble-ノイズの背景で提示されるとき,正常聴力被験者(耳鳴のない対照群)よりも有意に高い音声受信閾値(SRT,平均3dB)を有する。フラットオーディオグラムの患者は,傾斜型オーディオグラム(より高い頻度でより大きな損失)の患者より平均約2.5dB低いSRT値を有した。60歳までの年齢群における平均患者は,対照群より4dB高いSRT値を有し,患者(61歳以上)の高齢群では,対照群より5dB高かった。SRTの増加に対する中および高頻度バンドに位置する耳鳴の有意な影響は,正常聴力患者および軽度の難聴患者でも認められた。聴力損失の程度が高い場合,音声可解度の劣化を決定する因子は耳鳴ではなく,聴力損失(中等度および重度)である。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *音声 ,  雑音 ,  閾値 ,  *音響 ,  実験 ,  *聴力 ,  明瞭度 ,  スペクトル ,  Q値 ,  オーディオ機器 ,  広帯域 ,  *耳鳴 ,  感音難聴 ,  周波数領域
準シソーラス用語： 被験者 ,  *正常聴力 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 音声了解度 ,  耳鳴 ,  マスキング ,  難聴

分類 (1件)： 音声処理  (JE05000E)

タイトルに関連する用語 (7件)： タイプ ,  耳鳴 ,  正常聴力 ,  聴力障害 ,  患者 ,  音声了解度 ,  悪化