文献

J-GLOBAL ID：202202232003210820   整理番号：22A0432536

トルコのサトウダイコンに感染するサトウダイコンのカリートップイランウイルスのゲノムに基づく同定と農業感染による病原性の調査【JST・京大機械翻訳】

Genome-based identification of beet curly top Iran virus infecting sugar beet in Turkey and investigation of its pathogenicity by agroinfection

著者 (8件)： Yildirim Kubilay (Ondokuz Mayis University, Dep.of Molecular Biology and Genetics, Samsun, Turkey) ,  Kavas Musa (Ondokuz Mayis University, Dep.of Agricultural Biotechnology, Samsun, Turkey) ,  Kaya Riza (Sugar Institute, Ankara, Turkey) ,  Secgin Zafer (Ondokuz Mayis University, Dep.of Agricultural Biotechnology, Samsun, Turkey) ,  Can Cansu (Ondokuz Mayis University, Dep.of Molecular Biology and Genetics, Samsun, Turkey) ,  Sevgen Ilkay (Ondokuz Mayis University, Dep.of Molecular Biology and Genetics, Samsun, Turkey) ,  Sarac Cigdem Gokcek (Akdeniz University Faculty of Engineering Dep. of Biomedical Engineering, Antalya, Turkey) ,  Tahan Vahid (Ondokuz Mayis University, Dep.of Molecular Biology and Genetics, Samsun, Turkey)
資料名： Journal of Virological Methods  (Journal of Virological Methods)
巻： 300  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： E0807B  ISSN： 0166-0934  CODEN： JVMEDH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Beet curly top disease(BCTD)は,世界の乾燥および半乾燥地域を通して,サトウダイコン(Beta vulgaris)の収量制限ウイルス感染である。ゲミニウイルス科(CurtovirusとBecurtovirus)の2つの異なる属に属する2つのウイルス種を,サトウダイコンの病気の原因菌として記述した。トルコのいくつかのサトウダイコン畑におけるBCTDの検出にもかかわらず,BCTD関連ウイルスのゲノムに基づく特性化は以前には研究されていない。本研究では,BCTD症状を示す628のサトウダイコン植物を,トルコの主要サトウダイコン生産地域である中央アナトリアの14都市から採取した。それぞれのCurtovirus及びBecurtovirus属特異的プライマーを用いたこれらの試料のPCRアッセイは,トルコのサトウダイコン試料のウイルス配列がBecurtovirus属のみに属することを示した。14の都市から得られたウイルスの部分ゲノムの配列決定および系統発生分析の結果は,トルコのサトウダイコン畑におけるBCTD関連ウイルスが,ビートのカリトップイランウイルス(BCTIV-Becurtovirus)種であることを確認した。14の都市からの収集ウイルスの全ゲノムをローリングサークル増幅(RCA)によって増幅し,Afyon,Ankara,Adapazari,YozgatおよびAksarayから得た5つの最も系統発生的に多様なウイルスを配列決定した。全ゲノム配列分析の結果は,イランのUrmia州(トルコ)から報告されたBCTIV変異体と>98%の配列同一性を示した。Yozgat市からのウイルスゲノムは,イラン北部のササゲ,トマト,コショウおよびサトウダイコンから分離したBCTIVと>97%のゲノム配列同一性を有した。これらの結果は,この領域を通してのBCTIVの拡散が,他の農業作物と同様に,サトウダイコンの生産に大きな脅威を創り出すことができることを示唆した。Ankara市から分離したBCTIV-Turkish変異体のタンデム二量体をアグロバクテリウムプラスミドにクローン化し,農業感染研究に用いた。サトウダイコン葉へのこの構築物の農業接種は重度のBCTD症状(84%)を生じ,これはRCAとqPCR分析でも確認された。これらの結果は,BCTIV トルコ変異体の最初のゲノムに基づく特性化とイランから広がるBCTIVの最初の報告である。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 都市 ,  コショウ ,  ウイルス感染 ,  トマト ,  系統発生 ,  *ゲノム ,  二量体 ,  ササゲ ,  *病原性 ,  プラスミド ,  Agrobacterium ,  クローン ,  定量的PCR法
準シソーラス用語： *ウイルスゲノム ,  ゲノム配列 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： サトウダイコン ,  ビートカーリートップイランウイルス ,  トルコ ,  Becurtovirus ,  農業感染

分類 (2件)： 糖料作物  (FC03072N) ,  ウイルスによる植物病害  (FC04054G)

タイトルに関連する用語 (8件)： トルコ ,  サトウダイコン ,  感染 ,  ゲノム ,  同定 ,  農業 ,  病原性 ,  調査