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J-GLOBAL ID:202202232126906481   整理番号:22A0728122

抗原デリバリーシステムとしての免疫刺激性環状ナノ構造へのフラゲリンの自己集合【JST・京大機械翻訳】

Self-Assembly of Flagellin into Immunostimulatory Ring-like Nanostructures as an Antigen Delivery System
著者 (16件):
資料名:
巻:号:ページ: 694-707  発行年: 2022年 
JST資料番号: W5034A  ISSN: 2373-9878  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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蛋白質ナノ粒子は,そのサイズと反復抗原が,大部分のウイルス粒子を模倣するので,効率的な免疫処理を可能にするので,ワクチン接種のための魅力的な抗原キャリアである。しかし,これらのナノキャリアはしばしば先天性免疫系を効率的に刺激できず,長期持続防御免疫を促進するためにアジュバントとの同時投与を必要とする。細菌鞭毛の主要成分を構成する蛋白質フラゲリンは,先天性免疫受容体Toll様受容体5(TLR5)の活性化を含むその内因性アジュバント特性により抗原キャリアとして広く評価されてきた。フラゲリンはミクロンスケール長ナノチューブに自己集合する能力で知られているが,免疫刺激抗原キャリアとしてフラゲリン系ナノ構造の潜在的使用を評価した研究はほとんどない。本研究では,ナノチューブへの伸長に関与する非共有相互作用を妨げることによって,Hagから低アスペクト比ナノ粒子へのフラゲリン蛋白質の自己集合を導く戦略を初めて報告した。著者らは,このフラゲリンのC末端でのインフルエンザAウイルス(3M2e)に由来する抗原配列の付加が,エピトープを中間配列に位置決めし,フィラメント伸長を除外し,塩析誘導自己集合で低アスペクト比リング様ナノ構造をもたらすことを観察した。これらのナノ構造は,それらの表面で抗原を示し,約12nmの直径とα-ヘリックスリッチ二次構造を有するフラゲリンナノチューブとの形態学的および構造的特性を共有した。フラゲリン環様ナノ構造は抗原提示細胞により効率的に内在化され,in vitroでTLR5を,また自然および適応免疫応答と同様に活性化した。これらのナノ構造によるマウスの鼻腔内免疫は,抗原特異的抗体応答とインフルエンザAウイルスによる致死感染に対する防御の相乗作用をもたらし,抗原キャリアとしてのこれらの内因性免疫刺激ナノ構造の可能性を説明した。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  免疫反応一般 

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