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J-GLOBAL ID:202202232227246682   整理番号:22A1090601

バイオポリマーのための環境に優しい添加物としてのバイオベースイタコン酸由来の抗菌性および堆肥化性ポリマー【JST・京大機械翻訳】

Antibacterial and compostable polymers derived from biobased itaconic acid as environmentally friendly additives for biopolymers
著者 (10件):
資料名:
巻: 109  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0752B  ISSN: 0142-9418  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,バイオソースイタコン酸から誘導した一連の抗菌性カチオン性共重合体を,包装用途のためのポリ(ブチレンアジペート-co-テレフタル酸塩)(PBAT)に基づく生分解性製剤における潜在的バイオベース活性成分として研究した。これらの共重合体は,まず,耐性細菌菌株に対する抗菌活性,堆肥条件における生分解性,および示差走査熱量測定(DSC)および熱重量分析(TGA)によるそれらの熱特性の試験によって特性化した。抗菌特性はメチシリン耐性Staphylococcus aureus(MRSA)に対して強力な活性を示し,MIC値は78μg/mLと低かった。それらの生分解性に関連して,カチオン性ポリマーは堆肥条件下で速く生物分解し,プライミング効果は堆肥中でも観察された。DSCとTGAによって特性化される熱特性は,共重合体が比較的低い温度で熱的に劣化することを示した。それにもかかわらず,それらは~150°Cまでの温度で処理できる。続いて,これらの抗菌性ポリマーを,溶融押出およびプレス圧縮成形により,PBATと少量の活性成分(10wt%)としてブレンドした。得られた生体高分子膜は強力な抗菌活性を示し,活性成分として取り込まれたカチオン性ポリマーが加工後にこの活性を逆転させ,PBATバイオプラスチックに抗菌特性を与えることを確認した。したがって,イタコン酸に由来するこれらの抗菌性バイオベースポリマーは,活性食品包装またはバイオメディカルデバイスにも関連する応用の良い候補であると思われる。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
分類
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抵抗性  ,  ポリエステル,アルキド  ,  高分子固体の構造と形態学 
物質索引 (1件):
物質索引
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