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J-GLOBAL ID：202202232405555251   整理番号：22A0679008

人(匠の技,知)とデジタル技術をつなぐIoP(Internet of People)

著者 (2件)： 高納政敏 (東芝) ,  蚊戸健浩 (東芝)
資料名： IEレビュー
巻： 63  号： 1  ページ： 39-45  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： G0355B  ISSN： 0018-9596  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： (株)東芝では,スマートファクトリー化を実現するために,人・モノ・設備などの4M(Man,Machine,Material,Method)情報をデジタルでつなぐことで,全体最適とオペレーションの効率化を進めている。この4Mに関する「データ収集」,「見える化」,「分析」,「活用」を推進していくためには,IEの視点が必要となる。なぜなら,現場の本質課題の理解を欠くと,対策立案や意味のあるデータ収集ができず,スマートファクトリー化に期待する効果を得ることは困難となる。どのようなデータを,どのような粒度で収集するかが成功のカギとなるが,特に人に関するデータ収集が課題となっている。当社では,人の持つ「匠の技・知」に着目し,暗黙知をデジタル化する技術の開発と活用を進めている。対象は,歩行や単調な作業だけでなく,熟練ノウハウやスキルが必要な「匠の技」,また意思決定や判断の根拠となる「匠の知」といった様々な情報を収集し,最適化する技術開発を行ない,社内で展開しており,その事例を紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： 生産管理システム ,  電機電子工業 ,  企業 ,  ディジタル方式 ,  *生産技術 ,  *熟練労働者 ,  *継承
準シソーラス用語： スマートファクトリー ,  ディジタル化 ,  ディジタル技術 ,  *技術継承 ,  熟練技能 ,  熟練者 ,  *製造技術 ,  物作り

分類 (2件)： 生産工程一般  (KB03010T) ,  研究開発  (NA01030B)

引用文献 (5件)：

• 『平成28年度 世界の製造業のパラダイムシフトへの対応調査研究』、 (一社)日本機械工業連合会 (2017年)
• 『業務知識を有効に蓄積・活用する知識ばらし TM データバンク』 「東芝レビュー2019年の技術成果」 Vol.75, No.2 (2020年)
• 『AI・IoTの活用によるモノづくりの自動化』 「東芝レビュー 2020年の技術成果」 Vol.76 No.2 (2021年)
• 鷲谷泰佑 『製造現場における目視検査の自動化を可能にするAI画像検査技術』 「東芝レビュー」 Vol.75, No.5 (2020年)
• 『モーションキャプチャーによる′′巧みさ′′の見える化』 「東芝レビュー 2018年の技術成果」 Vol.74 No.2 (2019年)

タイトルに関連する用語 (3件)： 人 ,  技 ,  デジタル技術