文献
J-GLOBAL ID:202202232461672671   整理番号:22A1066817

空間能動騒音制御のためのノイズ・スピーカ音場の個別補間に基づくFiltered-X LMSアルゴリズム

Filtered-X LMS algorithm based on individual interpolation of primary and secondary sound fields for spatial active noise control
著者 (3件):
資料名:
巻: 121  号: 383(EA2021 64-97)  ページ: 126-131 (WEB ONLY)  発行年: 2022年02月22日 
JST資料番号: U2030A  ISSN: 2432-6380  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
近年,三次元空間内の対象領域全体でノイズを抑圧する技術である空間能動騒音制御(ANC)が注目されている.空間ANCでは,従来の離散的な観測点のみでの制御であった多点音圧制御と比べて,領域内の連続的なノイズを高い性能で抑制することが可能である.特にカーネルリッジ回帰による音場の補間を活用した空間ANCでは,誤差マイクロフォンの配置を自由に設計することができ,さらにノイズ音の到来方向に基づいてカーネル関数を設計することが可能である.しかし従来のカーネル補間に基づく空間ANCでは,ノイズ音場とスピーカ音場の合成音場を単一のカーネル関数で補間してしまうため,ノイズ方向に重みをつけたカーネル関数を用いても性能の向上は限定的である.そこで著者らは,ノイズ音場とスピーカ音場をそれぞれ個別にカーネルリッジ回帰で補間するという新たなアプローチを提案している.本稿ではこの個別カーネル補間に基づいて,空間ANCのための新たなFLMSアルゴリズムを時間領域で定式化する.数値シミュレーションにより,提案法は従来のカーネル補間に基づくFxLMSアルゴリズムよりも高い性能で対象領域内の音圧を抑制できることを確認した.(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
騒音・振動一般 
引用文献 (15件):
  • J. Zhang, T.D. Abhayapala, W. Zhang, P.N. Samarasinghe, and S. Jiang, “Active noise control over space: A wave domain approach,” IEEE/ACM Trans. Audio, Speech, Lang. Process., pp.774-786, 2018.
  • J. Zhang, T.D. Abhayapala, P.N. Samarasinghe, W. Zhang, and S. Jiang, “Sparse complex FxLMS for active noise cancellation over spatial regions,” Proc. IEEE Int. Conf. Acoust., Speech, Signal Process. (ICASSP), pp.524-528, 2016.
  • B. Bu, C. Bao, and M. Jia, “Design of a planar first-order loud-speaker array for global active noise control,” IEEE/ACM Trans. Audio, Speech, Lang. Process., pp.2240-2250, 2018.
  • Y. Maeno, Y. Mitsufuji, P.N. Samarasinghe, N. Murata, and T.D. Abhayapala, “Spherical-harmonic-domain feedforward active noise control using sparse decomposition of reference signals from distributed sensor arrays,” IEEE/ACM Trans. Audio, Speech, Lang. Process., vol.28, pp.656-670, 2019.
  • H. Sun, T.D. Abhayapala, and P.N. Samarasinghe, “Active noise control over 3D space with multiple circular arrays,” IEEE Int. Workshop Appl. Signal Process. Audio Acoust. (WASPAA), pp.135-139, 2019.
もっと見る

前のページに戻る