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J-GLOBAL ID:202202232583901951   整理番号:22A0773385

銅(II)および銀(I)-1,10-フェナントロリン-5,6-ジオン錯体は二本鎖DNAと相互作用する:Pseudomonas aeruginosaに対する見かけの多モード活性の更なる証拠【JST・京大機械翻訳】

Copper(II) and silver(I)-1,10-phenanthroline-5,6-dione complexes interact with double-stranded DNA: further evidence of their apparent multi-modal activity towards Pseudomonas aeruginosa
著者 (18件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 201-213  発行年: 2022年 
JST資料番号: W1738A  ISSN: 0949-8257  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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微生物耐性に取り組むことは,新しい作用機序と強力な抗菌活性を有する新しい分子の開発に対する継続的な努力を必要とする。著者らのグループは以前に金属ベースの化合物, [Ag(1,10-フェナントロリン-5,6-ジオン)_2]ClO_4(Ag-phenジオン)と[Cu(1,10-フェナントロリン-5,6-ジオン)_3](ClO_4)_2.4H_2O(Cu-phenジオン)を同定し,多剤耐性種に対する効率的な抗菌作用を有する。ここでは,in silicoおよびin vitroアプローチの組み合わせを用い,二本鎖DNAと結合するAg-フェンジオンおよびCu-フェンジオンの能力を検討した。分子ドッキングは,両方のフェンジオン誘導体が水素結合,疎水性および静電相互作用によってDNAと相互作用することができることを明らかにした。Cu-フェンジオンは,主要(-7.9kcal/mol)またはマイナー(-7.2kcal/mol)DNA溝のどちらかに対して最も高い結合親和性を示した。Hoechst33258またはエチジウムブロミドによる二本鎖DNAを含むin vitro競合消光アッセイは,Ag-phenジオンとCu-phenジオンが優先的に小溝のDNAに結合することを示した。競合エチジウムブロミド置換法は,Cu-phenジオンが,Ag-phenジオン(K_app=2.79×105M-1)およびphenジオン(K_app=1.33×105M-1)よりも,DNA(K_app=2.55×106M-1)に対してより高い結合親和性を有することを明らかにした。Cu-フェンジオンはスーパーコイルプラスミドDNAのトポイソメラーゼI仲介DNA弛緩を誘導した。さらに,Cu-フェンジオンは,DNA損傷を阻害するフリーラジカルスカベンジャーの添加により酸化的DNA損傷を誘発することができた。Ag-フェンジオンとCu-フェンジオンは,フローサイトメトリーで判定されたように,透過型緑膿菌細胞でDNAに結合したヨウ化プロピジウムを,用量依存性にDNAに結合した。Cu-フェンジオン(15μM)の殺菌濃度による緑膿菌の処理は,アガロースゲルまたはTUNELアッセイによって可視化されたようにDNA断片化を誘導した。まとめると,これらの結果は,フェンジオン含有複合体が部分的に多剤耐性病原体P.aeruginosaに対して毒性を誘発する可能性のある新規DNA標的化機構を強調する。グラフ抽象;Copyright The Author(s) 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
分類
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抗細菌薬の基礎研究  ,  酵素一般  ,  白金族元素の錯体  ,  チアゾール,イソチアゾール  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究 
物質索引 (1件):
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