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J-GLOBAL ID：202202233111361793   整理番号：22A1119801

γ-ブチロおよびγ-バレロ-ラクトンの光酸化からの二次有機エアロゾル形成:実験と理論を組み合わせた研究【JST・京大機械翻訳】

Secondary organic aerosol formation from photooxidation of γ-butyro and γ-valero-lactone: A combined experimental and theoretical study

著者 (6件)： Tajuelo Mercedes (University of Castilla La Mancha, Faculty of Environmental Sciences and Biochemistry, Avenida Carlos III, s/n, 45071, Toledo, Spain) ,  Rodriguez Ana (University of Castilla La Mancha, Faculty of Environmental Sciences and Biochemistry, Avenida Carlos III, s/n, 45071, Toledo, Spain) ,  Aranda Alfonso (University of Castilla La Mancha, Faculty of Chemical Sciences, Avenida Camilo Jose Cela 10, 13071, Ciudad Real, Spain) ,  Diaz-de-Mera Yolanda (University of Castilla La Mancha, Faculty of Chemical Sciences, Avenida Camilo Jose Cela 10, 13071, Ciudad Real, Spain) ,  Tucceri Maria E. (Research Institute of Theoretical and Applied Physical Chemistry (INIFTA), Department of Chemistry, Faculty of Exact Sciences, National University of La Plata, CONICET, Casilla de Correo 16 Sucursal 4, La Plata, Argentina) ,  Rodriguez Diana (University of Castilla La Mancha, Faculty of Environmental Sciences and Biochemistry, Avenida Carlos III, s/n, 45071, Toledo, Spain)
資料名： Atmospheric Environment  (Atmospheric Environment)
巻： 276  ページ： Null  発行年： 2022年 
JST資料番号： C0382D  ISSN： 1352-2310  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： OH,NO,H_2O蒸気及びエアロゾルシード((NH_4)_2SO_4及びCaCl_2)の存在下でγ-ブチロラクトン(GBL)及びγ-バレロラクトン(GVL)のOH-光酸化によって生成した二次有機エアロゾル(SOA)の生成を初めて調べた。実験は298Kと大気圧でスモッグチャンバーで行った。ラクトンの減衰を質量分析検出器(GC-MS)によるガスクロマトグラフィーによって追跡し,SOAの時間発展を高速移動度粒径計(FMPS)を用いて監視した。初期GVL濃度が増加したとき,SOA収率はわずかに増加した。一方,SOA形成はGBLでは小さく,低濃度ではわずかに上昇した。GVLの場合,有機エアロゾル生成は1生成物ガス/粒子分配吸収モデルによって暫定的に表現できる。粒子数濃度,質量および収率はNOの存在で減少したが,研究した範囲内でより高い相対湿度(RH)および種子表面積で増加した。GVLの酢酸とコハク酸無水物,およびGBLの無水コハク酸を,熱脱着とそれに続くGC-MSを用いて,気相と粒子相の両方で酸化生成物として実験的に同定した。さらに,実験結果を補完するために行った理論的研究は,複素環式酸素に隣接する炭素サイトでのH引き抜きが支配的な経路であり,H_2Oを添加するとより好ましいことを示した。また,大気条件下で,対応するオキシラジカル環の開環とその後のフラグメンテーションは,検出された生成物の生成と,H_2Oの存在下のSOAのより高い収率とNOの不在に対する可能な説明であった。これらの結果を考慮すると,潜在的バイオ燃料として両方のラクトンの使用からのSOAの生成は,SOA生成は,湿度によって触媒される粒子相不均一反応および実大気中に存在するシードエアロゾルの酸性度によって強化されるかもしれないが,ほとんど意味的ではない。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *エアロゾル ,  質量分析 ,  相対湿度 ,  酸素 ,  ガスクロマトグラフィー ,  *光酸化 ,  *ラクトン ,  不均一系反応 ,  開環反応 ,  フラグメンテーション ,  GC-MS分析 ,  生物燃料 ,  脂肪酸 ,  薬物
準シソーラス用語： *二次有機エアロゾル ,  *有機エアロゾル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 環状エステル ,  バイオ燃料 ,  SOA ,  OH-光酸化 ,  機構 ,  理論計算

分類 (2件)： 気圏環境汚染  (SB03020M) ,  粒状物調査測定  (SB03060E)

物質索引 (1件)： 酢酸

タイトルに関連する用語 (6件)： ラクトン ,  光酸化 ,  二次有機エアロゾル ,  実験 ,  理論 ,  研究