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J-GLOBAL ID：202202233119567753   整理番号：22A0881414

量子コンピューティングによる電波伝搬解析のためのモデリング(2)

Modeling for Radio Propagation Analysis by Quantum Computing (2)

著者 (4件)： 今井哲朗 (東京電機大 工) ,  山田渉 (NTT アクセスサービスシステム研) ,  猪又稔 (NTT アクセスサービスシステム研) ,  久野伸晃 (NTT アクセスサービスシステム研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 121  号： 330(AP2021 134-157)  ページ： 128-133 (WEB ONLY)  発行年： 2022年01月13日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： マルチパス環境における電波伝搬解析は送受信間における電波の伝搬路探索が基本となる.ここで,解析精度を向上させるためには伝搬特性に寄与する複数の伝搬路を探索する必要があるが,その演算量は考慮する構造物の数と相互作用回数を増やすと指数関数的に増加する.一方,現在,超高速演算を可能とする量子コンピュータに注目が集まっており,特に組合せ最適化問題に特化した量子アニーリングマシンは既に実用化されている.そこで,筆者らは電波の伝搬路探索を組合せ最適化問題に帰着させ,量子アニーリングマシンに適用可能な伝搬路モデルを提案した.本稿では,提案モデルをより現実的なモデルへと拡張するとともに,その妥当性をシミュレーテッドアニーリング法より明らかにする.(著者抄録)

シソーラス用語： *量子計算 ,  *電磁場解析 ,  電波伝搬 ,  経路 ,  多経路伝搬 ,  伝搬特性 ,  高速演算方式
準シソーラス用語： マルチパス ,  *電波伝搬解析 ,  量子アニーリング ,  *量子コンピューティング

分類 (1件)： その他の計算機  (JC06020B)

引用文献 (7件)：

• 今井哲朗, 電波伝搬解析のためのレイトレーシング法, コロナ社, 2016.
• 今井哲朗, 山田渉, 猪又稔, 久野伸晃, “量子コンピューティングによる電波伝搬解析のためのモデリング,” 信学技報, AP2020-113, pp.56-60, Jan.2021.
• 湊雄一郎, “量子コンピュータとその応用分野,” 通信ソサイエティマガジン, No. 54, 秋号, pp.142-147, 2020.
• 西森秀稔 , 大関真之 , 量子アニーリングの基礎 , 共立出版, 2018.
• 長尾智晴, 最適化アルゴリズム, 昭晃堂,2004.

タイトルに関連する用語 (3件)： 量子コンピューティング ,  電波伝搬解析 ,  モデリング