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J-GLOBAL ID:202202233142624898   整理番号:22A0898460

脂肪酸はモノクローナル抗体製剤における蛋白質粒子の形成を誘導する【JST・京大機械翻訳】

Fatty Acids Can Induce the Formation of Proteinaceous Particles in Monoclonal Antibody Formulations
著者 (3件):
資料名:
巻: 111  号:ページ: 655-662  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0260B  ISSN: 0022-3549  CODEN: JPMSAE  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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mAb製剤中のサブ可視または可視粒子の存在は,シェルフライフ,バッチ拒絶,および思い出しの削減につながるので,医薬品開発に大きな挑戦をもたらす。すべてのタイプの粒子の中で,蛋白質粒子は免疫原性におけるそれらの潜在的役割により最も関係する。それにもかかわらず,蛋白質粒子形成の基礎となる機構はよく理解されていない。過去の研究は,蛋白質粒子形成を引き起こす際の界面と機械的撹拌の重要性を強調した。現在の研究は,賦形剤中に存在する不純物として,またはポリソルベート分解の結果として,脂肪酸が蛋白質集合を誘導し,粒子形成を促進することを示唆する。本研究では,それぞれ,PS80またはPS20の主な加水分解生成物を表すので,粒子形成への影響についてオレイン酸とラウリン酸を評価した。10mg/mL mAb Aとの脂肪酸の共存は蛋白質粒子を引き起こし,mAb製剤で以前に観察されたものと同様の形態を有することを見出した。FTIRスペクトルは,粒子が蛋白質性で,その組成で不均一であるが,対応する脂肪酸を含むことを示した。興味深いことに,オレイン酸は,これらの実験においてラウリン酸よりも蛋白質粒子を引き起こすのに有意に効果的であることが分かった。これは,PS20含有製剤が,ポリソルベートの加水分解が起こるならば,mAb製剤を含むPS80と比較して,蛋白質粒子を有する低い尤度を有することを示唆する。最後に,mAb A製剤中の0.01%ポリソルベートの存在は,脂肪酸の影響を完全に緩和し,蛋白質粒子を著しく減少させ,界面作用が関与する可能性のある機構を示唆した。本研究は,脂肪酸がポリソルベート加水分解のため導入されるmAb製剤における蛋白質粒子に対する根本原因を理解するのに役立つ。さらなる研究により,ロバストなmAb製品のための設計アプローチと同様に,製品制御戦略に光を当てることを助けるであろう。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
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抗原・抗体・補体一般  ,  抗原・抗体・補体の生産と応用  ,  抗原・抗体・補体の生化学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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