抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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背景:根尖周囲炎は歯髄内の細菌による根尖周囲組織に感染する炎症性疾患である。ブロモドメインタンパク質4はエピジェネティクスの伝達において中心的な作用を発揮し、研究により、ブロモドメインタンパク質4は炎症及び骨破壊において重要な役割を果たしていることが明らかになっているが、慢性根尖周囲炎におけるその作用はまだ報告されていない。目的:根尖周囲炎のラットモデルを樹立することにより、根尖周囲炎の進行におけるブロモドメインタンパク質4の作用を検討する。方法:30匹のSDラットをランダムに5群に分け、それぞれ0週間群、1週間群、2週間群、3週間群及び4週間群、各群6匹とした。左側下顎第一大臼歯に開髄術を行い、歯髄を暴露し、それぞれ術後0、1,2,3,4週に麻酔で屠殺した。パラホルムアルデヒド固定後、下顎骨を採取し、Micro-CTを撮影し、根尖周囲炎の動物モデルが構築に成功したかどうかを撮影した。脱灰1ケ月後に凍結切片を作成し、免疫組織化学法により、慢性根尖周囲炎の進行におけるブロモドメインタンパク質4の作用を測定した。結果と結論;1Micro-CTの結果、ラット根尖周囲炎の動物モデルは術後2週間に歯根膜幅と根尖陰影が現れ、根尖影面積が時間とともに増加した。3週群と4週群の影面積は明らかに増加し、有意差が認められた(P<0.05)。1週間群、2週間群、3週間群及び4週間群の根尖影面積はいずれも0週間群より高く、有意差があり(P<0.05)、3週間群と4週間群の間に有意差を認めなかった(P>0.05)。2.免疫組織化学の結果,1週間群,2週間群,3週間群および4週間群のブロムドメインタンパク質4発現レベルは0週群より高く,有意差が認められた(P<0.05)。ブロモドメインタンパク質4は2週間グループで最も高い発現を示し、有意差が認められた(P<0.05)。ブロモドメイン蛋白質4は,1週群と4週群で有意差を示さなかった(P>0.05)。3.ブロモドメインタンパク質4は根尖周囲炎の発生発展に一定の作用を発揮し、ブロモドメインタンパク質4は慢性根尖炎の発展に関与する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】