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J-GLOBAL ID:202202233396751093   整理番号:22A0729691

ナノ粒子生体分子コロナにおけるグリカンアクセシビリティのプロービング【JST・京大機械翻訳】

Probing the glycans accessibility in the nanoparticle biomolecular corona
著者 (11件):
資料名:
巻: 613  ページ: 563-574  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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血液投与後,ナノ粒子(NP)の元の表面は,いわゆる「生体分子コロナ」を形成する周囲の環境から生体分子と会合する。生体分子コロナは生物学的培地中のNP運命に劇的に影響するが,一方,元の表面は結合にはもはや利用できない。最近の研究は,コロナを形成する蛋白質と関連するグリカンがマクロファージとのNP相互作用において役割を持つが,グリカン同一性は未知のままであることを示した。ここでは,生体分子コロナのグリカン組成を同定し,レクチンのようなグリカン結合生体分子とコロナからの蛋白質の相互作用におけるこれらのグリカンの役割を評価した。本研究では,in vitroおよびin vivo条件を模倣する2つの異なる血漿濃度における血漿へのNP曝露後のクエン酸安定化金NPの生体分子コロナを特性化した。HILICクロマトグラフィーとショットガンプロテオミクスを用いて生体分子コロナを広範囲に特性化した。これに続いて,レクチン結合アッセイを動的光散乱(DLS)と蛍光相関分光法(FCS)を用いて行い,特異的グリカンに対する既知の親和性を持つ蛋白質がコロナに結合するかどうかを評価した。著者らの知見は,蛋白質コロナ組成が曝露条件に依存することを明らかにした。しかし,両血漿濃度下で,二アンテナシアリル化グリカン(A2G2S2)は濃縮される。DLSとFCSは,グリカンが末端シアル酸に対する既知の親和性を有するレクチンと相互作用するので,グリカンがレクチンと結合するためにアクセス可能であり,グリカンの酵素的除去はレクチン親和性の減少につながることを確認した。本研究は,グリカンがコロナに存在し,それらが生物で高度に発現するグリカン結合受容体に直接関与できるので,NP生物学的過程の変調に関与する可能性があることを初めて示した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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蛋白質・ペプチド一般 
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