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J-GLOBAL ID:202202233498096920   整理番号:22A0622870

Arabidopsis thalianaとLepidium ruderaleにおけるヒスチジン仲介ニッケルと亜鉛の移動【JST・京大機械翻訳】

Histidine-Mediated Nickel and Zinc Translocation in Arabidopsis thaliana and Lepidium ruderale
著者 (4件):
資料名:
巻: 69  号:ページ: 13  発行年: 2022年 
JST資料番号: A1029A  ISSN: 1021-4437  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,非蓄積種Arabidopsis thaliana(L.)Heynh.およびLepidium ruderale L.のシュート切除根系における亜鉛(Zn)およびニッケル(Ni)転座に及ぼす外因性ヒスチジン供給の影響を調べた。A.thalianaとL.ruderaleの無傷7週齢の植物を,MES/KOH緩衝1mM L-ヒスチジン,L-アラニンまたは脱塩水で4時間(13:00から17:00まで)前処理した。前処理の後,葉ロゼットをラザーブレードで切断し,根系を25μMのNi(NO_3)_2またはZn(NO_3)_2で改良した新鮮な栄養液に移した。根圧滲出液を一晩採取した。根および根圧滲出液におけるNiおよびZn濃度を原子吸光分析により測定した。木部浸出液に負荷したNiまたはZnの量(NiまたはZn浸出物の全量)を金属濃度の生成物として計算し,根乾燥重量ベースで表した根圧滲出液の容積を計算した。実験終了時に根系および根圧滲出液(全取込’)に存在するΔΨ全ZnまたはNi量を,根圧滲出液中に存在するZnまたはNiの総量の合計および樹液採取後の根系中の残留量として計算し,根乾物量ベースで表した。次に,ZnまたはNi木部負荷を,全ZnまたはNi取込の割合として再計算した。L-ヒスチジンによる前処理は,A.thalianaのL.ruderaleおよびZnにおける木部負荷および浸出したNiおよびZnの総量の有意な増加を引き起こした。L-ヒスチジン前処理後のA.thalianaでは,Ni木部負荷の増加,根圧滲出液中のNi濃度,または全量のNi浸出は見られなかった。根圧滲出液の容積の減少は,ヒスチジン前処理植物では観察されず,根圧滲出液における金属濃度の増加が,どの処理においても根圧滲出の減少に確かに起因しないことを示した。L-ヒスチジンとは対照的に,L-アラニンによる前処理は根圧浸出液中の金属濃度や木部に負荷された金属の割合を増加させなかった。A.thalianaにおけるNiとZnの全取込はL.ruderaleよりも有意に高く,A.thalianaの根における両金属の高い濃度と一致した。外因性L-ヒスチジンとL-アラニンは,Znの取込のわずかな増加とアラニン前処理A.thalianaの根中のその濃度を除いて,根中の金属の取込と濃度に影響しなかった。L.ruderaleのNiとZnの移行とA.thalianaのZn転座は,根中の遊離ヒスチジンの濃度によって制限される可能性がある。Copyright Pleiades Publishing, Ltd. 2022. ISSN 1021-4437, Russian Journal of Plant Physiology, 2022, Vol. 69:13. Copyright Pleiades Publishing, Ltd., 2022. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物に対する影響  ,  重金属とその化合物一般 

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