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J-GLOBAL ID:202202233826039879   整理番号:22A0975135

キラル選択性および有機溶媒耐性薄膜複合膜を用いたラセミ混合物のエナンチオマ分離【JST・京大機械翻訳】

Enantiomeric Separation of Racemic Mixtures Using Chiral-Selective and Organic-Solvent-Resistant Thin-Film Composite Membranes
著者 (6件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 10875-10885  発行年: 2022年 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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膜ベースのキラル分離は,キラル分子の効率的分離のための有望な方法として浮上している。理想的に,膜は良好なエナンチオ選択性を達成することができ,一方,過酷な溶媒中で高い安定性を維持した。しかし,過酷な有機溶媒環境におけるキラル分子分離のための工学膜は,まだ大きな課題である。本研究では,有機溶媒中でのラセミ体1-フェニルエタノールキラル化合物のエナンチオ分離のためのキラルセレクタとして(2-ヒドロキシプロピル)-β-シクロデキストリン(HP-β-CD))からなる新規薄膜複合ナノ濾過膜を作製した。作製した膜は,非極性n-ヘキサン中でS-フェニルエタノール上でR-フェニルエタノールの60-80%のエナンチオ選択性を達成した。HP-β-CDがキラル選択性を示さないので,HP-β-CDがエナンチオ選択的性能において重要な役割を果たすことが分かった。分子ドッキング計算は,HP-β-CDとのS-フェニルエタノールの平均自由結合エネルギーがR-フェニルエタノールのそれよりも強く,HP-β-CDとのS-フェニルエタノールの複合体がより高い熱力学的安定性とより大きな相互作用を有することを示した。さらに,HP-β-CDとポリアミド層間の架橋ネットワークは,非極性溶媒中で溶媒安定性を有する膜を与えた。さらに,この新しい膜は良好な溶媒透過性と約650gmol-1の分子量カットオフを示した。Copyright 2022 American Chemical Society All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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高分子固体のその他の性質  ,  アミノ酸 

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