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J-GLOBAL ID:202202233929287675   整理番号:22A0363244

急速サンプリングアルゴフロートから推定されるミンダナオ海流の乱流ダイアピクナル混合の空間分布

Spatial distribution of turbulent diapycnal mixing along the Mindanao current inferred from rapid-sampling Argo floats
著者 (9件):
資料名:
巻: 78  号:ページ: 35-48  発行年: 2022年02月 
JST資料番号: G0159B  ISSN: 0916-8370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ミンダナオ海流(MC)は,北太平洋の低緯度西岸境界流系域とインドネシア海を橋渡しし,北太平洋の海水をインドネシア通過流に供給している。これまでの研究では,グリッド化された気候データセットの水塊解析に基づいて,MCに沿ったダイアピクナル混合が強いと推測されたが,MCに沿ったダイアピクナル混合の実際の空間分布はまだ明らかにされていない。ここでは,MCに沿って漂流した2つのアルゴフロートによる急速サンプリングプロファイリングで得られた水温と塩分のプロファイルに微細スケールパラメタリゼーションを適用することによって,この問題に取り組む。ミンダナオ島に近い西側境界(WB)領域とサンギヘ海峡は,MCに沿った2つの混合ホットスポットであり,エネルギー散逸率εとダイアピクナル拡散率Kρはそれぞれ~10-6W kg-1と~10-3m2s-1にまで増大している。上記の2つの混合ホットスポットを除いて,MCに沿った乱流混合はほとんど弱く,εとKρはそれぞれ10-11-10-9W kg-1,10-6-10-5m2s-1であることがわかった。Sangihe海峡での強い混合は基本的に内部潮汐の存在に起因し,WB領域での強い混合は内部リー波の存在を示唆する。また,MCに沿った水塊の変質は,主にSangihe海峡で起こり,そこでは水塊が長い滞留時間の間に強い乱流混合を受けることを見出した。Copyright The Author(s) 2021 Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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海洋の構造・力学・循環 
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