文献
J-GLOBAL ID:202202234095710419   整理番号:22A0900112

エンジニアリングセメント系複合材料を用いたプレキャスト梁-柱接合部の地震挙動の強化【JST・京大機械翻訳】

Enhancement of seismic behaviour of precast beam-to-column joints using engineered cementitious composite
著者 (5件):
資料名:
巻: 255  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: C0709B  ISSN: 0141-0296  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
地震活動は,特に梁-柱接合部において,鉄筋コンクリートとプレキャストコンクリート構造の健全性にかなりの損傷を引き起こす。本論文では,繰返し荷重を受ける新しいプレキャスト梁-柱継手の性能挙動に及ぼす,種々のタイプの繊維を有する人工セメント系複合材料(ECC)の使用の影響を調べた。従来の継手を有する1つの試料を含む新しいプレキャストハイブリッド継手の6つの試料を試験し,継手の地震挙動を評価した。検討したプレキャスト継手を,ポリビニルアルコール繊維の2%体積分率(2つの異なるアスペクト比),ポリエチレン繊維,フックエンド鋼繊維,およびハイブリッド繊維を用いて,ECCを用いて鋳造し,一方,通常のコンクリートを用いて,従来のモノリシック継手を調製した。プレキャスト継手の地震挙動は従来のモノリシック継手よりも優れた性能を示した。これは,ECC繊維の高い引張と曲げ強度,亀裂領域における良好な機械的架橋,繊維の適切な量と分布,ECCにおける良好な結合,鉄筋の滑り抵抗の増加,および継手領域におけるスポーリングコンクリートの回避,そしてそれは,せん断破壊を引き起こすかもしれない。プレキャスト継手の変形能力は,従来のモノリシック継手のそれより12.5%高かった。さらに,プレキャスト継手の延性値とヒステリシスエネルギー散逸は,従来のモノリシック継手のそれよりそれぞれ15.69~43.14%と25.40~49.18%であった。さらに,ビーム曲げ破壊がプレキャスト試料で観察され,モノリシック試料と比較して損傷が少なかった。したがって,新しいプレキャスト継手は,それらの優れた耐震性能のため,高い地震活動に耐えるために,潜在的に実装できる。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
コンクリート構造 

前のページに戻る