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J-GLOBAL ID：202202234100491903   整理番号：22A1007738

高圧水素ガス環境中における共析鋼の疲労き裂進展特性

Fatigue crack propagation behavior of eutectoid steels in high-pressure gaseous hydrogen environment

著者 (2件)： 小川祐平 (九大) ,  岩田圭一郎 (九大)
資料名： 材料とプロセス(CD-ROM)  (Current Advances in Materials and Processes (CD-ROM))
巻： 35  号： 1  ページ： ROMBUNNO.178  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： X0994B  ISSN： 1882-8922  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・共析鋼(0.8%C)を用いてパーライト組織の耐水素誘起疲労き裂進展特性を調査。
・等温変態処理温度を550°C(F材),660°C(M材),690°C(C材)と変えて,強度レベルとα/θ層間隔等の組織の異なる3種を作製。
・大気中および90MPa水素ガス中で疲労き裂進展試験を行い,応力拡大係数幅と疲労き裂進展速度の関係を調査。
・疲労き裂進展速度は大気中では3種で同等だが,水素ガス中では3種とも増大し,特に高強度のF材で顕著。
・水素ガス中の共析鋼の疲労き裂進展速度の加速は強度レベルに依存するが,フェライト,マルテンサイト組織に比較して優れた耐水素誘起疲労き裂進展特性を提示。

シソーラス用語： *共析鋼 ,  *疲れ亀裂成長速度 ,  *疲れ亀裂成長 ,  *水素 ,  高圧気体 ,  パーライト ,  恒温変態 ,  フェライト組織 ,  セメンタイト ,  微細構造 ,  応力拡大係数 ,  依存性 ,  引張強さ
準シソーラス用語： *水素誘起疲労亀裂進展 ,  高圧水素 ,  強度依存性

分類 (2件)： その他の金属組織学  (WB01040Y) ,  機械的性質  (WB02030U)

引用文献 (4件)：

• D. Birenis, Y. Ogawa, H. Matsunaga, O. Takakuwa, J. Yamabe, Ø. Prytz, A. Thøgersen, Acta Materialia 156 (2018), pp. 245-253.
• S. Matsuoka, H. Matsunaga, J. Yamabe, S. Hamada, T. Iijima, Transactions of the JSME (in Japanese) 83-854 (2017), p. 17-00264.
• Y. Ogawa, H. Nishida, M. Nakamura, V. Olden, A. Vinogradov, H. Matsunaga, International Journal of Fatigue 154 (2022), 106561.
• Y. Ogawa, K. Umakoshi, M. Nakamura, O. Takakuwa, H. Matsunaga, International Journal of Fatigue 140 (2020), 105806.

タイトルに関連する用語 (4件)： 高圧水素 ,  環境 ,  共析鋼 ,  疲労き裂進展