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J-GLOBAL ID:202202234353753983   整理番号:22A0733049

骨形成活性増強のためのリン酸塩溶液中のZn2+濃度変化によるチタン上のストロンチウム-亜鉛-リン酸塩被覆の微細構造発達【JST・京大機械翻訳】

Microstructural evolution of strontium-zinc-phosphate coating on titanium via changing Zn2+ concentration in phosphate solution for enhanced osteogenic activity
著者 (15件):
資料名:
巻: 433  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: D0205C  ISSN: 0257-8972  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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インプラント表面上のリン酸塩被覆の微細構造は,骨結合の成功に重要である。リン酸塩結晶の形態変化に基づいて,コーティングの微細構造をリン酸塩溶液の組成を設計することによって調節することができた。本研究では,ストロンチウム-亜鉛-リン酸塩(SrZn_2(PO_4)_2,SZP)コーティングをリン酸塩化学変換(PCC)法によりチタン(Ti)表面上に調製した。SZPコーティングの微細構造と特性に及ぼすZn(H_2PO_4)_2・2H_2Oの添加量の増加によって制御されたリン酸塩溶液中のZn2+濃度の影響を調べた。走査電子顕微鏡(SEM),X線回折計(XRD),Fourier変換赤外分光法(FTIR),X線光電子分光法(XPS),レーザ走査共焦点顕微鏡(LSCM),接触角ゴニオメータ,および電気化学ワークステーションシステムによって,コーティングの特性評価を実施した。その結果,リン酸塩溶液中のZn2+濃度の増加はSZP被覆の結晶形態を誘起し,不規則な顆粒(Zn(H_2PO_4)_2・2H_2O:1g/L)から規則的な立方晶ブロック(Zn(H_2PO_4)_2・2H_2O:8g/L)へと発展することが明らかになった。この形態学的進化過程は,浸漬21日後に,Sr2+(3.97±0.26から0.86±0.12ppm)およびZn2+(0.31±0.01から0.18±0.01ppm)の放出量の減少と同様に,厚さの増加(4.8±1.2から20.6±1.9μmまで),濡れ性および耐食性の改善を伴った。また,Sr2+の放出量の減少(3.97±0.26から0.86±0.12ppm)およびZn2+(0.31±0.01から0.18±0.01ppmまで)の減少を伴ったものであった。”この形態的進展過程”は,厚さの増加(4.8±1.2から20.6±1.9μmまで)を伴った.また,Sr2+(3.97±0.26から0.86±0.12ppmまで)およびZn2+(0.31±0.01から0.18±0.01ppm)の放出量の減少を伴った。in vitro評価は,SZPコーティング上のMC3T3-E1前骨芽細胞の接着,増殖,および分化が,特に小さい立方ブロック結晶を有する被覆で,純粋なTiと比較して著しく強化されることを証明した。本研究は,リン酸塩溶液中のZn2+濃度の変化に起因するSZP結晶の形態的進化の規則を明らかにし,高い骨形成活性を得るためのSZPコーティングの構造最適化に寄与する。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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化成処理  ,  防食 
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