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J-GLOBAL ID:202202234583511791   整理番号:22A0479687

多発性硬化症の治療のための新規薬剤デザインとしてのHLA-A*03-KLIETYFSK複合体阻害のためのペプチドのin-silico設計【JST・京大機械翻訳】

In-silico design of peptides for inhibition of HLA-A*03-KLIETYFSK complex as a new drug design for treatment of multiples sclerosis disease
著者 (4件):
資料名:
巻: 111  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0044D  ISSN: 1093-3263  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多発性硬化症は慢性炎症性疾患として認識されている。ヒト白血球抗原(HLA)は,適応免疫応答を開始する際に重要な役割を果たす。HLAクラスIは,ほとんど全ての有核細胞に存在し,細胞毒性T細胞に切断された内因性ペプチド抗原を示す。HLA-A*03はHLAクラスI対立遺伝子の1つであり,それはMS疾患と実質的に関連するHLAとして報告されている。2011年に,複合体におけるHLA-A*03の構造を免疫優性プロテオリピド蛋白質(PLP)エピトープ(KLIETYFSK)により同定した。この複合体はMS病因における重要な自己抗原提示複合体として報告されている。本研究では,この自己抗原提示複合体およびCNS脱髄に対する特異的病原性細胞傷害性T細胞結合を防ぐことができるこの複合体に結合する新規ペプチドを設計した。ここでは,19のアミノ酸を含む14の新しい螺旋ペプチドを設計し,それらの構造をPEP-FOLDサーバを用いて予測した。上述の複合体への各設計ペプチドの結合を次に行った。突然変異アプローチは,設計したペプチドの結合親和性を改善するために,BeAtMuSiCサーバによって使用された。各位置において,ペプチドと前述の複合体への結合親和性の増加をもたらすアミノ酸置換を決定した。最後に,得られた錯体をAMBER18ソフトウェアを用いて40nsシミュレートした。結果は,14のデザインされたペプチドのうち,「WRYWWKDWAKQFRQFYRWF」ペプチドが,前述の複合体への結合に対して最も高い親和性を示すことを明らかにした。このペプチドはHLA-A*03対立遺伝子を持つ患者における多発性硬化症疾患を制御する可能性のある薬剤と考えられる。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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分子の電子構造  ,  細胞膜の受容体  ,  酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  薬物の相互作用  ,  分子構造 

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