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J-GLOBAL ID:202202234748489754   整理番号:22A0732174

種々の熱法(TG/MS,Py-GC/MS,及びマイクロDSC)及びFTIR-ATR分光法による歴史的皮革製本結合の特性化【JST・京大機械翻訳】

Characterization of historical leather bookbindings by various thermal methods (TG/MS, Py-GC/MS, and micro-DSC) and FTIR-ATR spectroscopy
著者 (9件):
資料名:
巻: 162  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0809A  ISSN: 0165-2370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目標は,17世紀と19世紀の間に日付された4つの歴史的皮革書籍の熱的安定性,組成,および分子構造に関する情報を得ることであり,熱分析と分解法(TG/MS,マイクロDSC,Py-GC/MS),および赤外分光法(FTIR-ATR)を用いて,それらの熱的,構造的および化学的特性と劣化機構の間の相関を同定することであった。TG/MS研究は,歴史的試料の最大熱分解速度が革の劣化度に依存することを明らかにした。ミクロDSCを適用して,試料の劣化パターンを特徴付ける,コラーゲン集団プロファイル,すなわち「皮革様」,「アーチ様」,または「ゼラチン様」挙動を決定した。歴史的サンプルは,現代の革と比較してより高い量の吸着水を有し,それらのより高い極性を示した。歴史的革の熱分解中の二酸化炭素の著しく高い収率は,革が時間にわたって種々の酸化過程を受けることを示した。歴史的革のクロマトグラムで検出された野菜タンニンに起因する熱分解生成物のより小さな収率はタンニンの分解(すなわち,脱皮)に関連し,一方,2-ピロリドンとスクシンイミドのより高い量は歴史的革におけるプロリンとヒドロキシプロリンアミノ酸残基の酸化を確認した。マイクロDSCとFTIR-ATRの両方によって,皮革の脱皮とコラーゲン糊化を明確に証明した。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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分解反応  ,  皮革工業 
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