文献
J-GLOBAL ID:202202234952112111   整理番号:22A0770970

腸過敏症の脊柱上機構【JST・京大機械翻訳】

Supraspinal Mechanisms of Intestinal Hypersensitivity
著者 (3件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 389-417  発行年: 2022年 
JST資料番号: W0158A  ISSN: 0272-4340  CODEN: CMNEDI  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
腸炎症または傷害は,腸過敏症(IHS)および痛覚過敏を引き起こし,これは,開始病理解消後に持続し,しばしば体細胞領域と呼ばれ,心理的ストレス,不安または鬱病により悪化し,脊髄および脳の両方の関与を示唆する。IHSの棘上機構は完全には解明されていないが,過去10年間にわたって,脳における一連の腸病理学関連神経可塑性変化が明らかになり,この現象に潜在的に関与している。本論文は,皮質下および脳幹領域処理および腸からの感覚シグナルの調節における,これらの機能的,構造的および神経化学的/分子変化に関する著者自身の知見を含む現在の臨床および実験データをレビューする。本レビューで結論として,IHSは,内臓感覚脳幹および視床核の腸炎症/傷害誘発性持続性高興奮性,および視床下部,扁桃体,海馬,前島,および内臓感覚および疼痛の神経内分泌,感情および認知調節に関与する前帯状皮質領域の感作により,発達し維持することができる。付加的寄与は,侵害受容を阻害する脳幹構造の病理学誘発機能障害から生じる可能性がある。IHS関連局所高興奮性の根底にある機構は,神経ペプチドY,コルチコトロピン放出因子,およびカンナビノイド1受容体シグナル伝達と関連して,NMDA-,AMPA-およびグループIメタボトロピック受容体媒介グルタミン酸作動性神経伝達を増強する。これらの変化は少なくとも一部は脳ミクログリアとサイトカインの局所産生,特に腫瘍壊死因子αにより仲介される。IHS関連脳神経可塑性をより深く調べることは,炎症性腸疾患における慢性腹痛に対する新たな治療法の開発を可能にする。Copyright Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の疾患 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る