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J-GLOBAL ID:202202235048075051   整理番号:22A0944298

癌細胞への選択的遺伝子デリバリーのための合理的に設計したカチオン性両親媒性ペプチド【JST・京大機械翻訳】

Rationally designed cationic amphiphilic peptides for selective gene delivery to cancer cells
著者 (5件):
資料名:
巻: 617  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: A0285B  ISSN: 0378-5173  CODEN: IJPHD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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遺伝子療法は,様々な疾患の治療のための薬物療法の代替法として注目を集めている。遺伝子デリバリーに対する細胞外および細胞内バリアは,遺伝子ベクターの使用を必要とし,遺伝子デリバリー系の数多くの開発につながった。しかし,これらの遺伝子デリバリーシステムの多くは,低い生体適合性,低い負荷効率,低いトランスフェクション効率,組織選択性の欠如,および高い生産コストなどの落とし穴を持っている。ここでは,癌細胞への低分子干渉RNA(siRNA)およびアンチセンスオリゴデオキシヌクレオチド(ODN)の選択的デリバリーに対する抗癌活性を有する,新しい一連の短いカチオン性両親媒性ペプチドの開発を報告する。ペプチドは疎水性(イソロイシン(I)またはロイシン(L))の交互ダイアドと親水性(アルギニン(R)またはリジン(L))アミノ酸から成る。ペプチドは,ヒト皮膚線維芽細胞(HDF)と比較してHCT116結腸直腸癌細胞のトランスフェクションに対してより高い好みを示し,癌細胞において高レベルの遺伝子サイレンシングを誘導した。ペプチドの核酸錯化およびトランスフェクション効率は,それらの二次構造,それらの疎水性およびそれらのC末端アミノ酸の機能であった。疎水性ドメインにLを含むペプチドはsiRNAと強い複合体を形成し,癌細胞にそれを送達するのに成功したが,細胞内のカーゴを放出できず,従って遺伝子サイレンシングを誘導できなかった。対照的に,疎水性ドメインにIを含むペプチドは,それらの関連siRNAを放出でき,癌細胞においてかなりの遺伝子サイレンシングを誘導した。ペプチドは,脂質ベースの市販トランスフェクション試薬DharmaFECT1と比較して,結腸直腸癌細胞に対して高い選択性を示し,線維芽細胞においてより少ない遺伝子サイレンシングを誘導した。本研究の結果は,癌細胞への高選択的遺伝子デリバリーのための新しいペプチド系遺伝子ベクターの合理的設計のためのツールとして役立つ。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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遺伝子操作 

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