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J-GLOBAL ID:202202235122123090   整理番号:22A0889791

Helicobacter pyloriによるユニークなTLR9活性化はcag T4SSに依存するが,VirD2リラクターゼまたはVirD4結合蛋白質には依存しない【JST・京大機械翻訳】

Unique TLR9 Activation by Helicobacter pylori Depends on the cag T4SS, But Not on VirD2 Relaxases or VirD4 Coupling Proteins
著者 (4件):
資料名:
巻: 79  号:ページ: 121  発行年: 2022年 
JST資料番号: H0506A  ISSN: 0343-8651  CODEN: CUMIDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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胃細菌病原体Helicobacter pyloriのゲノムは,複数のタイプIV分泌系(T4SSs)を有する。ここでは,3つのT4SSs,細胞毒関連遺伝子(cag)T4SS,TFS3およびTFS4の成分を分析した。cag T4SSは,エフェクター蛋白質CagAおよびLPS-代謝産物ADP-ヘプトースを胃上皮細胞に送達し,それは慢性感染および胃疾患の発症において中心的な役割を果たす。さらに,cag T4SSは宿主細胞質への染色体細菌DNAの共役輸送を促進し,注入DNAは細胞内Toll様受容体9(TLR9)を活性化し,抗炎症シグナル伝達を誘発することが報告されている。多様な細菌における正準DNAデリバリーT4SSは11のVirB蛋白質(VirB1-11)から成り,これはDNAプロセシングを仲介するVirD2弛緩酵素及びVirD4結合蛋白質及びT4SSチャンネルを介した共有結合DNAの誘導を仲介する。それにもかかわらず,H.pyloriにおける後者の成分の役割は不明である。ここでは,H.pyloriの実験室株P12において,種々のvirB(virB9およびvirB10,cagXおよびcagY),virD2(rlx1およびrlx2),virD4(cag5,traG1/2)およびxerDレコンビナーゼ遺伝子の同質遺伝子ノックアウト変異体を用い,レポーターアッセイによりTLR9活性化におけるそれらの役割を検討した。構造cag T4SS遺伝子cagXおよびcagYの不活性化はTLR9活性化を消失させたが,rlx1,rlx2,cag5,traGまたはxerD遺伝子の欠失は効果を示さなかった。後者の変異体は野生型細菌に類似したTLR9を活性化し,VirD2,VirD4及びXerD蛋白質により仲介されないH.pyloriによるTLR9刺激のユニークな非標準的T4SS依存性機構の存在を示唆した。これらの知見を,T4SS遺伝子の異なるセットを有する世界的な起源のH.pylori株によるTLR9活性化の分析により確認した。TLR9活性化の正確な機構は将来の研究で探索されるべきである。Copyright The Author(s) 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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微生物の生化学  ,  遺伝子の構造と化学 
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