文献
J-GLOBAL ID:202202235150188496   整理番号:22A1045984

ミノサイクリン前処理は敗血症ラットにおける血液脳関門破壊を予防する【JST・京大機械翻訳】

Minocycline Pretreatment Prevents Blood-Brain Barrier Disruption in Septic Rats
著者 (6件):
資料名:
巻: 273  ページ: 247-254  発行年: 2022年 
JST資料番号: A0886B  ISSN: 0022-4804  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究の目的は,ミノサイクリンが敗血症ラットの血液脳関門(BBB)を保護する機構を調査することであった。敗血症ラットモデルを,盲腸結紮と穿刺(CLP)によって,健康な雄のSprague-Dawleyラットで発生した。ラットを,ランダムに4つの群に分割して,以下の通り治療した。偽手術+正常生理食塩水(Sham+S群),CLP+正常生理食塩水(CLP+S群),CLP+ミノサイクリン前処理(CLP+M1群),CLP+ミノサイクリン処理(CLP+M2群)。CLP+M1群のラットは,72時間,12時間ごとに腹腔内投与によって45mg/kgミノサイクリンを受けた。Sham+SとCLP+S群のラットは,72時間12時間ごとに同じ量の正常食塩水を注射した。CLP+M2群のラットは,CLP直後に45mg/kgのミノサイクリンを腹腔内に注射し,72時間,12時間毎に1回注射した。すべてのラットは,手術の72時間後に屠殺した。腫瘍壊死因子αおよびインターロイキン6レベル,イオン化カルシウム結合アダプター分子-1(Iba-1)の発現およびBBBの透過性を測定した。マトリックスメタロプロテアーゼ-9(MMP-9)とタイトジャンクション蛋白質zonula occludens-1(ZO-1)とオクルディンの発現をウェスタンブロット法によって検出した。加えて,エバンスブルー(EB)染色,免疫組織化学およびELISA分析を行った。ミノサイクリン前処理は,ミクログリア活性化を有意に阻害し,MMP-9の敗血症誘導発現を低下させ,ZO-1とオクルディンの発現を増加させ,BBBの透過性を改善した。ミノサイクリン処理は,ミクログリア活性化を阻害し,MMP-9の敗血症誘導発現を低下させ,ZO-1またはオクルディンの発現を増加させ,BBBの透過性を改善することができなかった。ミノサイクリン前処理は敗血症によるBBBの変化透過性を効果的に改善する。機序は,ミクログリア活性化とMMP-9発現の阻害,およびZO-1とオクルディンの発現の増加に関連がある可能性がある。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
感染症・寄生虫症一般  ,  消化器の基礎医学 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る