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J-GLOBAL ID：202202235289142371   整理番号：22A1076328

廃棄物の汚染状態から見るFPの挙動

Behavior of FP suggested by radioactive contamination of waste

著者 (2件)： 駒義和 (JAEA) ,  駒義和 (IRID)
資料名： 日本原子力学会春の年会予稿集(CD-ROM)  (日本原子力学会春の年会(CD-ROM))
巻： 2022  ページ： ROMBUNNO.2H_PL03  発行年： 2022年 
JST資料番号： G0939B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・核分裂生成物(FP)の挙動は,放射性廃棄物が含有する放射能の推定や決定に有用であり,着目して検討を推進。
・廃棄物の放射化学分析では汚染の結果を調べるので,結果からその過程を導いていく,いわゆるバックワードからのアプローチを実施。
・本発表では,これまでに得られたデータを引用して,FPの挙動を示唆する知見を概説。
・分析データ,放射性核種の移行過程,および元素の性質に基づく挙動の違いを説明。
・廃炉に伴って放射性廃棄物が増加しており,燃料デブリの取出しが本格化しソースタームに近い領域から廃棄物が発生すると,異なる核種の組成が観察される可能性。
・その結果,高放射性である試料の入手と分析には困難さが増すと見込まれ,対策を講じて着実に分析を進めることが必要。

シソーラス用語： *核分裂生成物 ,  *放射性廃棄物 ,  放射化学分析 ,  *放射能汚染 ,  放射性同位体 ,  生成物 ,  原子炉デコミッショニング
準シソーラス用語： 放射性核種 ,  燃料デブリ ,  廃炉

分類 (2件)： 原子炉工学一般  (MD01000C) ,  放射性廃棄物  (MB05000Y)

引用文献 (7件)：

• JAEA, “福島第一原子力発電所事故廃棄物に関する分析データ集 (FRAnDLi).” https://frandli-db.jaea.go.jp/FRAnDLi/
• Y. Koma et al., Nuclear Materials and Energy, 10, 35-41 (2017).
• T. Ohnuki et al., Journal of Nuclear Science and Technology, 56(9-10), 790-800 (2019).
• IRID, JAEA, “試料の分析結果,” 廃炉・汚染水対策チーム会合/事務局会議(第56回),平成30年7月26日.
• IRID, “平成30年度補正予算「廃炉・汚染水対策事業費補助金(固体廃棄物の処理・処分に関する研究開発)」2020年度最終報告,” 令和3年10月. https://irid.or.jp/wp-content/uploads/2021/12/2020010kotaihaikibuturev2.pdf

タイトルに関連する用語 (4件)： 廃棄物 ,  汚染 ,  FP ,  挙動