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J-GLOBAL ID:202202235492405783   整理番号:22A1026022

クルーズトリパノソーマのP21遺伝子のアブレーションは,エピマスチゴートおよび細胞内アマスチゴート複製の制御におけるメディエーターとしてP21の証拠を提供する【JST・京大機械翻訳】

Ablation of the P21 Gene of Trypanosoma cruzi Provides Evidence of P21 as a Mediator in the Control of Epimastigote and Intracellular Amastigote Replication
著者 (11件):
資料名:
巻: 12  ページ: 799668  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7063A  ISSN: 2235-2988  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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P21は,Chagas病の病原体であるクルーズトリパノソーマのライフサイクルを通して発現する免疫調節蛋白質である。in vitroおよびin vivo研究は,P21が哺乳類宿主細胞の浸潤およびマウスモデルにおける感染の確立に重要な役割を果たすことを示した。P21はシグナルトランスデューサとして機能し,宿主細胞における細胞内カスケードを誘発し,アクチン細胞骨格と寄生虫インターナリゼーションのリモデリングをもたらす。更に,in vivo研究は,P21が血管新生を阻害し,炎症と線維症を誘導し,細胞内アマスティゴート複製を調節することを示した。この研究では,P21遺伝子ノックアウトに対しCRISPR/Cas9系を用い,P21のアブレーションがこの蛋白質と関係した表現型の変化を生じるかを検討した。P21遺伝子のアブレーションは,エピマスチゴートの低い増殖速度と細胞周期進行を遅らせ,G1期で寄生虫の蓄積を伴った。しかし,P21ノックアウトエピマスティゴートは生存可能であり,哺乳類細胞に感染するメタ環状トリポマスティゴートに分化できた。野生型寄生虫と比較して,P21ノックアウト細胞は細胞侵入率の低下を示し,宿主細胞浸潤におけるこの蛋白質の役割を示した。しかし,細胞当たりより多くの細胞内アマスティゴートがあり,P21が哺乳類細胞におけるアマスチゴート増殖の負の調節因子であることを示唆した。ここでは,初めて,T.cruzi感染の慢性性の基礎となる,P21と細胞内アマスティゴートの複製の間の直接相関を示した。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (5件):
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感染免疫  ,  抗原虫薬・駆虫薬の基礎研究  ,  分化,増殖,成長,生殖  ,  微生物感染の生理と病原性  ,  生物学的機能 
引用文献 (44件):
  • Akutsu Y., Doi M., Furukawa K., Takagi Y. (2019). Introducing a Gene Knockout Directly Into the Amastigote Stage of Trypanosoma Cruzi Using the CRISPR/Cas9 System. J. Visual. Experiments. JoVE. 149), 10.3791/59962. doi: doi: 10.3791/59962
  • Bayer-Santos E., Cunha-e-Silva N. L., Yoshida N., Franco da Silveira J. (2013). Expression and Cellular Trafficking of GP82 and GP90 Glycoproteins During Trypanosoma Cruzi Metacyclogenesis. Parasit Vectors. 6, 127. doi: doi: 10.1186/1756-3305-6-127
  • Caradonna K. L., Burleigh B. A. (2011). Mechanisms of Host Cell Invasion by Trypanosoma Cruzi. Adv. Parasitol. 76, 33-61. doi: doi: 10.1016/B978-0-12-385895-5.00002-5
  • Chiurillo M. A., Lander N. (2021). The Long and Winding Road of Reverse Genetics in Trypanosoma Cruzi. Microb. Cell 8, 203-207. doi: doi: 10.15698/mic2021.09.758
  • Chiurillo M. A., Lander N., Bertolini M. S., Storey M., Vercesi A. E., Docampo R. (2017). Different Roles of Mitochondrial Calcium Uniporter Complex Subunits in Growth and Infectivity of Trypanosoma Cruzi. mBio 8, e00574-17. doi: doi: 10.1128/mBio.00574-17
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