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J-GLOBAL ID：202202235720499928   整理番号：22A1209926

地震学と価値判断の議論-L’Aquila裁判で提起された新旧の問題

Seismology and Value Judgment Argument-Old and New Problem Posed in the L’Aquila Trial

著者 (1件)： MATSUO Masahiro (Hokkaido Univ., JPN)
資料名： Linkage (Web)  (Linkage (Web))
巻： 2  ページ： 1-6(J-STAGE)  発行年： 2022年04月22日 
JST資料番号： U2521A  ISSN： 2435-9084  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1950年代におけるRichard RudnerとRichard Jefferyの論争以来,科学的プロセスにおける価値判断を科学者が行うべきか(または適切に行うことができるか),科学哲学で長い間議論されてきた。それらの議論はいくつかの重要な理論的観点で行われてきたが,その多くは一般的にあるべき科学に集中しており,実際の問題から逸脱し,各科学において実際に議論の余地のある事例(少なくともあまり強調されていない)を残している。本短報では,現在科学者にとってあまり必要でないと見なされる価値判断に関するRudnerの元の声明が,最近の地震学の事例であるL’Aquila地震裁判においてホットな問題として復活する可能性を論じ,科学と社会の間の境界面あるいは科学哲学における価値判断議論において現在も必要であることを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *地震学 ,  *哲学 ,  評価 ,  価値 ,  *事例研究 ,  問題
準シソーラス用語： 価値判断 ,  科学哲学 ,  課題 ,  裁判

分類 (2件)： 科学技術一般  (AA01000H) ,  地震学一般  (DC03020A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 地震学 ,  価値判断 ,  議論 ,  Aquila ,  裁判