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J-GLOBAL ID:202202235919227952   整理番号:22A1152948

エベロリムスと低用量タクロリムスで維持されたHLA感作腎移植患者におけるウイルス特異的細胞傷害性T細胞応答【JST・京大機械翻訳】

Viral-specific cytotoxic T-cell responses in HLA-sensitized kidney transplant patients maintained on everolimus and low-dose tacrolimus
著者 (11件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: e13805  発行年: 2022年 
JST資料番号: W2759A  ISSN: 1398-2273  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:「エベロリムス+還元用量タクロリムス」(Ev+Tac_low)のメインテナンスは,「タクロリムス+ミコフェノール酸モフェチル」(Tac+MMF)と比較してウイルス感染のリスクを低下させることが報告されている。ここでは,高ヒト白血球抗原(HLA)感作患者におけるEv+Tac_low対Tac+MMFで治療した患者におけるウイルス血症およびウイルス特異的T細胞(ウイルス-Tc)応答を検討した。方法:HLA感作(HS)腎臓移植患者を,ウイルス血症(サイトメガロウイルス(CMV),BK,およびEpstein-Barrウイルス(EBV))に対して,19Ev+Tac_lowおよび48Tac+MMF患者におけるポリメラーゼ連鎖反応(PCR)により,移植前および移植後にモニターした。CMV PCR分析では,19Ev+Tac_low患者における感染率を48CMV D+/R-(#28)またはCMV D-/R-(#20)Tac+MMF患者と比較した。CMV特異的細胞傷害性T細胞(CMV-Tc)およびEBV特異的細胞傷害性T細胞(EBV-Tc)を,両群の選択した患者に対し,サイトカインフローサイトメトリーおよびLuminexによるドナー特異的抗体(DSA)レベルにより評価した。結果:CMVとEBVウイルス血症率はEv+Tac_low対Tac+MMF患者で類似していたが,BKウイルス(BKV)率はEv+Tac_low患者で有意に高かった。どちらの群の患者もBKウイルス関連同種移植腎症(BKAN)または移植後リンパ増殖性疾患(PTLD)を発症しなかった。CMV-TcおよびEBV-Tcは,アレムツズマブ誘導後に有意に減少したが,ほとんどの患者で移植後1-2カ月の前処理レベルに戻ったが,新規DSAは,患者および移植片生存および移植片拒絶と同様に両群で同様であった。結論:CMV-TcとEBV-TcはEv+Tac_lowとTac+MMF患者で類似していた。EBVとCMVウイルス血症率は1年にわたって類似していた。BKV率はEv+Tac_low患者で有意に高く,ウイルス-Tcエフェクター機能の増強またはウイルス感染の制限におけるEv+Tac_lowに対する利点を示さなかった。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
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感染症・寄生虫症一般  ,  泌尿生殖器疾患の外科療法  ,  泌尿生殖器の疾患  ,  感染症・寄生虫症の治療 

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