抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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マイクロ波電力伝送(Microwave Power Transmission:MPT)に用いる干渉抑制のための新たなレトロディレクティブ手法を提案する。レトロディレクティブとはMPTでよく用いられる目標自動追尾技術である。到来したパイロット信号と呼ばれるビーコン電波が到来した方向に折り返して電波を再放射する手法がとられる。レトロディレクティブは原理上パイロット信号と送電ビームに同じ周波数を用いるため干渉が起こる問題がある。そこで我々はパイロット信号の周波数(4.9GHz)として送電信号(2.45GHz)の2倍の周波数を用いる2倍周波数レトロディレクティブを提案し干渉抑制を図る。ローノイズアンプ・位相共役器・分周器・パワーアンプで構成される送電回路を設計し,位相共役性・分周性・電力増幅性をそれぞれ実現することに成功した。(著者抄録)