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J-GLOBAL ID：202202236286037963   整理番号：22A0858156

心血管系に対するレムデシビルの潜在的心毒性作用:文献レビュー【JST・京大機械翻訳】

Potential Cardiotoxic Effects of Remdesivir on Cardiovascular System: A Literature Review

著者 (2件)： Nabati Maryam (Department of Cardiology, Faculty of Medicine, Cardiovascular Research Center, Fatemeh Zahra Teaching Hospital, Mazandaran University of Medical Sciences, Sari, Iran) ,  Parsaee Homa (Student Research Committee, Faculty of Medicine, Iran University of Medical Sciences, Tehran, Iran)
資料名： Cardiovascular Toxicology  (Cardiovascular Toxicology)
巻： 22  号： 3  ページ： 268-272  発行年： 2022年 
JST資料番号： W4139A  ISSN： 1559-0259  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Corona疾患2019(COVID-19)パンデミックは,有効な治療なしに世界中で広がり続けている。静脈内レムスイビルは,緊急使用中のCOVID-19疾患の治療のための唯一の認可薬である。レムデスビルはウイルスRNA合成を阻害する1’-シアノ置換アデノシンヌクレオチドプロドラッグである。この代謝産物はアデノシン類似体であるが,アデノシンよりも半減期が有意に長い。アデノシンは,カテコールアミンの代償性放出が続く,著しい低血圧を引き起こす強力な血管拡張薬である。また,心房活動電位と屈折性も短縮し,心房細動(AF)につながる。これらの効果は心室細胞でも生じ,心室細動に罹患する。レムデスビルはまた,クロロキン心毒性効果よりもかなり悪い心筋細胞で有意な細胞毒性効果を誘導する。レムデスビル誘導心毒性は,ヒトミトコンドリアRNAポリメラーゼへの結合による。一方,レムデシビルは,Na+ピーク振幅の減少および自発的拍動速度の低下により,長期QT間隔およびトルサード脱点を誘導する用量依存様式で,電場電位持続時間を増加させることができる。洞徐脈,低血圧症,T波異常,AF,および長期QT間隔と,レムデスビル注入後の心停止と完全熱ブロックの僅かな症例の報告がある。レムデスビルは,以前の心血管疾患患者で特により顕著である,いくつかの心毒性および不整脈作用を有するようである。レムデスビルの現在の安全性プロファイルは,まだ完全には知られておらず,更なる前向き臨床試験が,その安全性プロファイルと潜在的有害心血管効果を評価するために必要である。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 半減期 ,  カテコールアミン ,  静脈 ,  心拍 ,  *心房 ,  心房細動 ,  代謝産物 ,  活動電位 ,  徐脈 ,  臨床試験 ,  細胞毒性 ,  心停止 ,  心筋細胞 ,  診断用薬 ,  プリンヌクレオシド ,  リボヌクレオシド
準シソーラス用語： QT間隔 ,  COVID-19 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： Coronaウイルス ,  COVID-19 ,  レムデシビル ,  徐脈 ,  QTC延長 ,  心血管

分類 (1件)： 細胞膜の受容体  (EF04030C)

物質索引 (1件)： アデノシン

タイトルに関連する用語 (5件)： 心血管系 ,  レムデシビル ,  心 ,  毒性作用 ,  文献レビュー