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J-GLOBAL ID：202202236369395928   整理番号：22A1081218

サンスクリーンのための自然にヒントを得たサンブロッカーとしてのトウヒ樹皮スチルベン【JST・京大機械翻訳】

Spruce bark stilbenes as a nature-inspired sun blocker for sunscreens

著者 (6件)： Dou Jinze (Department of Bioproducts and Biosystems, Aalto University, Espoo, Finland. [e-mail]) ,  Sui Mengmeng ,  Malinen Kiia ,  Pesonen Terhi ,  Isohanni Tiina ,  Vuorinen Tapani
資料名： Green Chemistry  (Green Chemistry)
巻： 24  号： 7  ページ： 2962-2974  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2066A  ISSN： 1463-9262  CODEN： GRCHFJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スチルベングルコシドは天然酸化防止剤および抗真菌剤および抗菌剤として使用されている天然化合物のクラスである。ここでは,スチルベングルコシドに富むトウヒ樹皮抽出物を,日焼け止めのための天然紫外線防御添加剤として使用した。60%エタノールによる新鮮なノルウェートウヒ(Picea abies)内樹皮の超音波支援抽出は,約25%の収率で抽出物を与え,その1つが,1Dおよび2D NMR分光法および高分解能-液体クロマトグラフィー質量分析(HR-LCMS)によって完全に特性化され,定量された3つのスチルベングルコシド(アストリングチン,イソハポニンおよびポリダチン)から成った。抽出物の乳濁液を調製し,ポリメタクリル酸メチル(PMMA)プレートに適用し,UV光吸収に及ぼす抽出物の影響を調べた。トウヒ粗抽出物(35%スチルベングルコシドを含む)単独の10%エマルションは,市販のSPF15太陽ローションの効率の半分に等しいUV保護を提供し,また,同じ日焼け止め乳化プロセスを用いたアルカリリグニンナノ粒子の同じ用量と比較して,21~32%高いSPF効果を示した。完全構造解明のためのトウヒ内樹皮からのスチルベングルコシドの小規模回収における迅速で非常に効率的な方法として,分取スケールクロマトグラフィーを初めて確立し,工業的にスケーラブルな良好な機会を得た。全体として,この探査は,合成UVフィルタの純置換としてトウヒ樹皮抽出物のスチルベングルコシドの適用に新しい時代を打ち上げ,この未利用樹皮残渣をエネルギー生産からより高い価値化粧品利用へアップグレードする。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： NMR【磁気共鳴】 ,  紫外線 ,  *樹皮 ,  乳濁液 ,  抗細菌薬 ,  抗真菌薬 ,  乳化 ,  *日焼け止 ,  グルコシド ,  二次元 ,  LC-MS分析 ,  分取 ,  ナノ粒子 ,  芳香族炭化水素 ,  オレフィン化合物
準シソーラス用語： 抽出物 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 抽出  (CC01040H)

物質索引 (1件)： スチルベン

タイトルに関連する用語 (5件)： サンスクリーン ,  ヒント ,  トウヒ ,  樹皮 ,  スチルベン