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J-GLOBAL ID：202202236666271169   整理番号：22A0499452

海洋地殻のリサイクルにより分解した地球の失われたアルゴンパラドックス【JST・京大機械翻訳】

Earth’s missing argon paradox resolved by recycling of oceanic crust

著者 (4件)： Tucker Jonathan M. (Earth and Planets Laboratory, Carnegie Institution for Science, Washington DC, USA) ,  Tucker Jonathan M. (Department of Mineral Sciences, National Museum of Natural History, Smithsonian Institution, Washington DC, USA) ,  van Keken Peter E. (Earth and Planets Laboratory, Carnegie Institution for Science, Washington DC, USA) ,  Ballentine Chris J. (Department of Earth Sciences, University of Oxford, Oxford, UK)
資料名： Nature Geoscience  (Nature Geoscience)
巻： 15  号： 1  ページ： 85-90  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2211A  ISSN： 1752-0894  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 原始マントルドメインが何億年の対流混合を生き残った程度はマントル力学と地球化学における基本的問題である。地球の40Arの約半分が大気から欠落しているという観測は,大部分が原始的で対流的に隔離された下部マントルを主張するために使用された。この仮説は,中央海嶺玄武岩と比較して,海洋島玄武岩のマントル源における低い40Ar/36Ar比によって明らかに支持される。しかし,強い層状対流は地震断層観測と地球力学的制約によって矛盾する。マントル対流の共同地球力学的地球化学モデリングを用いて,マントル全体に分散したKに富む沈み込み海洋地殻と未溶解物質に関連した高い40Ar濃度が地球の40Ar収支を完全に説明できることを示した。欠落したArパラドックスに対するこの解は,マントルにおける地球の想定されたK濃度や大きな孤立分域の実質的な減少を必要としない。さらに,沈み込んだ大気由来Arはマントル40Ar収支にほとんど影響しないが,マントル40Ar/36Ar比を大幅に低減できることを示した。HeとNe同位体系と異なり,その変化は原始的物質の取込を反映しているので,マントル40Ar/36Ar比は大気由来Arの深部マントルへの沈み込みに起因する可能性がある。海洋地殻の沈み込みは地球のマントルにかなりの量のアルゴンを隔離し,一方,大気由来のアルゴンはマントル対流の地球力学地球化学モデルに従って同位体組成のみに影響し,全体の収支に影響しない。Copyright This is a U.S. government work and not under copyright protection in the U.S.; foreign copyright protection may apply 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 対流 ,  同位体 ,  溶解 ,  マントル ,  *アルゴン ,  ネオン ,  ヘリウム ,  *地球 ,  同位体存在比 ,  *海洋地殻 ,  地球化学 ,  マントル対流 ,  下部マントル ,  サブダクション
準シソーラス用語： 中央海嶺玄武岩 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (4件)： 地球内部物理学一般  (DC03010P) ,  地球の内部構造・組成  (DC03080O) ,  構造地質学・テクトノフィジクス一般  (DE04010C) ,  プレートテクトニクス  (DE04020N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 海洋地殻 ,  リサイクル ,  分解 ,  地球 ,  アルゴン ,  パラドックス