文献

J-GLOBAL ID：202202236909692744   整理番号：22A0463598

脱窒菌法による硝酸塩NおよびO同位体比分析に及ぼす試料体積の影響【JST・京大機械翻訳】

Influence of sample volume on nitrate N and O isotope ratio analyses with the denitrifier method

著者 (3件)： Zhou Mengyang (Department of Marine Sciences, University of Connecticut, Groton, CT, USA) ,  Granger Julie (Department of Marine Sciences, University of Connecticut, Groton, CT, USA) ,  Chang Bonnie X. (Cooperative Institute for Climate, Ocean, and Ecosystem Studies, University of Washington, Seattle, WA, USA)
資料名： Rapid Communications in Mass Spectrometry  (Rapid Communications in Mass Spectrometry)
巻： 36  号： 4  ページ： e9224  発行年： 2022年 
JST資料番号： T0695A  ISSN： 0951-4198  CODEN： RCMSEF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： RATIONALE:硝酸塩(NO_3-)中の窒素(15N/14N)と酸素(18O/16O)の硝酸塩(NO_3-)中の同位体比の解析は,低濃度(≦1μM)で比較的高い試料量を必要とし,質量分析のための十分な分析物を与え,同じ同位体組成のより濃縮した試料と比較して同位体オフセットをもたらした。方法:同位体オフセットの起源を明らかにするため,0.5-20μMの濃度にわたるNO_3-基準物質のNとO同位体比を分析した。体積依存性同位体オフセットの発生を実証し,(a)N_2O散布中の不完全試料回復,(b)ブランク-細菌,大気,または参照物質溶液,および(c)NO_3-からN_2Oへの細菌変換時の水による酸素原子交換から生じるかを調べた。結果:より大きな試料体積はδ15Nで中程度のオフセットをもたらしたが,δ18Oでは実質的なオフセットをもたらした。散布からのN_2O回収は,より高い体積では完全には少なく,関連する同位体分別によるδ15Nとδ18Oの減少をもたらした。Blanksは体積と共に検出的に増加し,一方,水による酸素原子交換はバッチ分析内で一定であり,試料体積も塩分にも敏感であった。体積によるδ18Oにおけるサイズ可能なオフセットは,著者らの解析において考慮された因子によって部分的に説明された。結論:著者らの観察は,試料体積(濃度)をエミュレートし,測定精度を改善し,相互比較性を促進する参照物質によるNO_3-試料のブラケット化を主張する。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 質量分析 ,  *同位体 ,  測定精度 ,  細菌 ,  *同位体存在比 ,  *硝酸塩 ,  標準物質 ,  塩分 ,  エミュレーション ,  *脱窒菌 ,  同位体分別 ,  ブランク
準シソーラス用語： 低濃度 ,  酸素原子 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 同位体存在比,質量スペクトル  (BH02030R)

タイトルに関連する用語 (6件)： 脱窒菌 ,  硝酸塩 ,  同位体比 ,  分析 ,  試料 ,  体積