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J-GLOBAL ID：202202237158364805   整理番号：22A1081999

多細胞腫瘍スフェロイド(MCTS)への有効透過性のためのスルホベタイン重合体【JST・京大機械翻訳】

Sulfobetaine polymers for effective permeability into multicellular tumor spheroids (MCTSs)

著者 (5件)： Morimoto Nobuyuki (Department of Materials Processing, Graduate School of Engineering, Tohoku University, 6-6-02 Aramaki-aza Aoba, Aoba-ku, Sendai 980-8579, Japan. [e-mail] [e-mail]) ,  Ota Keisuke ,  Miura Yuki ,  Shin Heungsoo ,  Yamamoto Masaya
資料名： Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine  (Journal of Materials Chemistry B. Materials for Biology and Medicine)
巻： 10  号： 14  ページ： 2649-2660  発行年： 2022年 
JST資料番号： W2382A  ISSN： 2050-750X  CODEN： JMCBDV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多細胞腫瘍スフェロイド(MCTS)は,それらがin vivo微小環境をエミュレートするので,動物試験の前に薬物スクリーニングに魅力的である。候補薬物に対するMCTSと腫瘍組織の透過性は,薬物が単層培養細胞を透過できるにもかかわらず,十分ではない。したがって,ナノキャリアは透過性を高め,薬剤を送達するために必要とされる。本研究では,高透過性ナノキャリアとして機能する双性イオン間のヒドロキシ基の有無でスルホベタインメタクリラートと(メタ)アクリルアミドの双性イオン重合体を調製した。スルホベタインポリマー,ポリ(2-ヒドロキシ-3-((3-メタクリルアミドプロピル)ジメチルアンモニオ)プロパン-1-スルホナート,P(OH-MAAmSB)において,メタクリルアミドポリマーを含むヒドロキシ基は,単層培養細胞に対してほとんど細胞毒性と膜移動能力を示さなかった。さらに,肝細胞MCTSの優れた透過性は,P(OH-MAAmSB)を透過させ,約150秒で中心領域(直径~325μm)に達し,カチオン性ポリマーであるポリ(トリメチル-2-メタクリルオキシエチルアンモニウム)は,周辺から1から2層へ浸透した。P(OH-MAAmSB)の優れた透過性は,その良好な溶解性と側鎖立体配座に起因する可能性がある。P(OH-MAAmSB)は膜移動と透過性を有する有望なナノキャリアである。Copyright 2022 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *重合体 ,  立体配座 ,  細胞培養 ,  *腫瘍 ,  薬物 ,  キャリア ,  ヒドロキシ基 ,  側鎖 ,  双性イオン ,  動物実験 ,  細胞毒性 ,  肝細胞 ,  不飽和脂肪酸 ,  オレフィン化合物 ,  カルボアミド
準シソーラス用語： 単層培養 ,  *スフェロイド ,  ナノキャリア , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 製剤一般  (GY02010Z) ,  抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

物質索引 (2件)： メタクリルアミド ,  スルホベタイン

タイトルに関連する用語 (4件)： 腫瘍スフェロイド ,  透過性 ,  スルホベタイン ,  重合体