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J-GLOBAL ID：202202237270148274   整理番号：22A0367600

歩行空間に対する価値観を用いた街路再整備効果の評価

EVALUATION OF STREET DESIGN BASED ON PERCEIVED VALUE FOR WALKABILITY

著者 (6件)： 高野剛志 (大日本コンサルタント) ,  森田紘圭 (大日本コンサルタント インフラ技研) ,  加知範康 (東洋大) ,  林良嗣 (中部大 持続発展・スマートシティ研究セ) ,  中村一樹 (名城大 理工) ,  中村晋一郎 (名古屋大 大学院工学研究科)
資料名： 土木計画学研究・講演集(CD-ROM)  (土木計画学研究発表会・講演集(CD-ROM))
巻： 64  ページ： ROMBUNNO.29-07  発行年： 2021年11月26日 
JST資料番号： X0119B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 多様な道路利用者が存在する都市部では,歩行者の視点からみた空間の質を高めるデザインが求められているが,空間の多機能性に着目してその事業の効果を評価する手法は確立されていない.本研究では,歩行空間の質を構成する複数の要素に対する価値観をコンジョイント分析により推計した.その結果,属性によって歩行空間に対する価値観は大きく異なることが示された.さらに,得られた価値観を用いて,花園町通り(松山市)と大手前通り(姫路市)の2つの通りを対象に街路再整備の効果を試算した結果,道路構造上の違いのみを考慮した評価であっても,再整備による歩きやすさの効果を定量的に把握できる可能性が示された.(著者抄録)

シソーラス用語： *都市空間 ,  *価値観 ,  *街路 ,  *整備 ,  利用者 ,  都市 ,  歩行者 ,  多様性 ,  統計的方法 ,  道路構造 ,  アンケート ,  評価基準
準シソーラス用語： Walkability ,  コンジョイント分析 ,  道路利用者 ,  歩行環境 ,  *歩行空間

分類 (1件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

引用文献 (12件)：

• 諏訪淑也,山口敬太,川﨑雅史:近年の欧州におけるインフラ空間の再編 -歩行者空間化による都市デザイン-,景観・デザイン研究講演集,No.13,2017.
• 出口敦, 三浦詩乃, 中野卓編著:ストリートデザイン・マネジメント-公共空間を活用する制度・組織・プロセス-,学芸出版社,2019.
• 国土交通省道路局:2040、道路の景色が変わる~ 人々の幸せにつながる道路~,2020, https://www.mlit.go.jp/road/vision/index.html (2021年10月1日閲覧)
• 国土交通省都市局:まちなかウォーカブル推進プログラム,2019,https://www.mlit.go.jp/report/press/toshi05_hh_000257.html (2021年10月1日閲覧)
• Forsyth, A.: What is a walkable place? The walk ability debate in urban design, Urban Design International, Vol.20, pp.274-292, 2015.

タイトルに関連する用語 (5件)： 歩行空間 ,  価値観 ,  街路 ,  整備効果 ,  評価