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J-GLOBAL ID:202202237430452659   整理番号:22A0472811

COVID-19患者の腸内マイクロビオームにおける短鎖脂肪酸とL-イソロイシン生合成の長期障害【JST・京大機械翻訳】

Prolonged Impairment of Short-Chain Fatty Acid and L-Isoleucine Biosynthesis in Gut Microbiome in Patients With COVID-19
著者 (56件):
資料名:
巻: 162  号:ページ: 548-561.e4  発行年: 2022年 
JST資料番号: H0767A  ISSN: 0016-5085  CODEN: GASTAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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重症急性呼吸器症候群コロナウイルス2(SARS-CoV-2)感染に起因するコロナウイルス病2019(COVID-19)は,腸微生物叢組成の変化と関連する。短鎖脂肪酸(SCFAs)の代謝に関与する腸内細菌の系統発生群はSARS-CoV-2感染患者で枯渇した。疾患分解能の前後におけるCOVID-19患者における腸ミクロビオームの機能的プロファイルを特性化することを目的とした。著者らは,COVID-19と70の非COVID-19対照を有する66の抗生物質未治療患者からの糞便サンプルに関するショットガンメタゲノム配列決定を実行した。入院中および退院後1か月以上,連続糞便試料(最大6回)を採取した。疾患重症度と血液炎症マーカーとの関連で腸微生物経路を評価した。また,病気分解能の前後における糞便試料中の微生物機能の変化を測定し,糞便代謝産物の標的分析を用いてこれらの機能を検証した。非COVID-19対照と比べて,重症/臨界疾患を有するCOVID-19患者は,SCFAおよびL-イソロイシン生合成に対する腸ミクロビオームの障害能力および尿素産生に対する増強能を特徴とする,腸ミクロビオーム機能(P<0.001)において有意な変化を示した。COVID-19患者の回復後30日を超えて,腸ミクロビオームにおけるSCFAとL-イソロイシン生合成の障害は持続した。糞便代謝産物の標的分析は,疾患分解能の前後において,COVID-19患者におけるSCFAsとL-イソロイシンの糞便濃度が有意に低いことを示した。SCFAとL-イソロイシン生合成の欠如は,疾患重症度と有意に相関し,CXCL-10,NT-proB型ナトリウム利尿ペプチド,およびC反応性蛋白質(すべてのP<0.05)の血漿濃度を増加させた。COVID-19患者の腸ミクロビオームは,疾患分解能後でさえ持続するSCFAおよびL-イソロイシン生合成に対する障害能力を示した。これらの2つの微生物機能は,SARS-CoV-2感染病因および転帰における腸微生物機能の重要性を強調する宿主免疫応答と相関していた。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
消化器の疾患  ,  消化器の臨床医学一般  ,  消化器の診断 

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