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J-GLOBAL ID:202202237683166811   整理番号:22A1176403

脳波活動と探索行動に対するTSPO変調器の比較評価【JST・京大機械翻訳】

Comparative Assessment of TSPO Modulators on Electroencephalogram Activity and Exploratory Behavior
著者 (5件):
資料名:
巻: 13  ページ: 750554  発行年: 2022年 
JST資料番号: U7091A  ISSN: 1663-9812  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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CNSにおけるネットワーク通信は,複数のニューロンおよびグリアシグナル伝達経路に依存する。シナプス伝達に加えて,ミトコンドリアのような他のオルガネラは細胞シグナル伝達において役割を果たす。1つの高度に保存されたミトコンドリアシグナル伝達機構は外側ミトコンドリア膜の18kDaトランスロケータ蛋白質(TSPO)を含む。本来,TSPOは周辺におけるベンゾジアゼピンの結合部位として同定された。その後,TSPOがCNS細胞を含むミトコンドリアで見出されることを発見した。TSPOは,コレステロールおよびステロイド産生,ポルフィリン輸送,ストレスへの細胞応答,炎症および腫瘍進行を含む複数の細胞過程に関与する。しかし,ネットワーク活性と行動性能に及ぼすTSPOシグナル伝達の調節の影響は特性化されていない。本研究では,低から中用量での脳波(EEG)およびオープンフィールド試験(OFT)を介して,TSPOモジュレータPK11195,Ro5-4884およびXBD-173の影響を評価した。皮質EEG記録は,αおよびγにおける化合物および線量特異的変化と同様に,3つのモジュレーターの投与後のδおよびθ周波数帯における増加したパワーを明らかにした。行動的に,これらの化合物はOFTの自発運動活性を用量依存的に低下させ,XBD-173は微妙な行動効果を有し,EEGを強く調節した。これらの知見は,それらの多様性にもかかわらず,TSPOモジュレーターが,中等度から高用量で一連の鎮静/催眠作用を示す一方で,EEGに対して同様の効果を発揮することを示す。これらの所見は,脳におけるTSPOの機能の理解とCNS疾患における標的としての1段階に近づける。Copyright 2022 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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細胞生理一般  ,  細胞膜の輸送  ,  生物学的機能 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
引用文献 (82件):
  • AeschbachD., DijkD. J., TrachselL., BrunnerD. P., BorbélyA. A. (1994). Dynamics of Slow-Wave Activity and Spindle Frequency Activity in the Human Sleep EEG: Effect of Midazolam and Zopiclone. Neuropsychopharmacology 11, 237-244. doi: 10.1038/sj.npp.1380110
  • BarronA. M., HiguchiM., HattoriS., KitoS., SuharaT., JiB. (2021). Regulation of Anxiety and Depression by Mitochondrial Translocator Protein-Mediated Steroidogenesis: the Role of Neurons. Mol. Neurobiol. 58, 550-563. doi: 10.1007/s12035-020-02136-5
  • BatokoH., VeljanovskiV., JurkiewiczP. (2015). Enigmatic Translocator Protein (TSPO) and Cellular Stress Regulation. Trends Biochem. Sci. 40, 497-503. doi: 10.1016/j.tibs.2015.07.001
  • BaucknehtM., CapitanioS., RaffaS., RoccatagliataL., PardiniM., LapucciC., et al (2019). Molecular Imaging of Multiple Sclerosis: from the Clinical Demand to Novel Radiotracers. EJNMMI Radiopharm. Chem. 4, 6. doi: 10.1186/s41181-019-0058-3
  • BénavidèsJ., GuillouxF., AllamD. E., UzanA., MizouleJ., RenaultC., et al (1984). Opposite Effects of an Agonist, RO5-4864, and an Antagonist, PK 11195, of the Peripheral Type Benzodiazepine Binding Sites on Audiogenic Seizures in DBA/2J Mice. Life Sci. 34, 2613-2620. doi: 10.1016/0024-3205(84)90048-1
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