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J-GLOBAL ID:202202237725004487   整理番号:22A0497232

外因性フルボ酸は糞尿より優れた無機関連土壌有機物の安定性を高める【JST・京大機械翻訳】

Exogenous fulvic acid enhances stability of mineral-associated soil organic matter better than manure
著者 (9件):
資料名:
巻: 29  号:ページ: 9805-9816  発行年: 2022年 
JST資料番号: W4325A  ISSN: 0944-1344  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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鉱物関連土壌有機物(MAOM)は土壌炭素隔離の鍵として見られるが,その安定性は外因性有機物の種類によってしばしば変化する。フルボ酸と糞尿は,分解土壌改良に使用される外因性有機物の1つである。しかし,フルボ酸と糞尿がMAOMの安定性にどう影響するかについては殆ど知られていない。4つの施肥処理(施肥なし,無機質肥料,フルボ酸,および糞尿)の圃場試験と,2020年1月以前に発表された関連研究を用いた総合的メタ分析を用いて,著者らは,4つのMAOM安定性指数,すなわち,会合強度,腐植安定化指数,酸化鉄複合係数,および酸化アルミニウム複合係数に及ぼす外因性フルボ酸と肥料施用の影響を研究した。外因性フルボ酸と肥料施用は,土壌有機炭素画分を26.04~48.47%,MAOM安定性を12.26~387.41%,複合鉄/アルミニウム含有量を16.12~20.01%増加させた。フルボ酸施用は,20.33%のミネラル酸化物錯化を促進することによってMAOM安定性を増加させ,そして,肥料施用は,21~25%の腐植安定化を増加させることによってMAOM安定性を改善した。会合強度は土壌炭素画分の含有量と正相関し,金属酸化物複合係数は鉄/酸化アルミニウム含有量と正相関した。さらに,安定な腐植は,会合強度および腐植安定化指数に対して,有意に正の直接的および間接的影響を発揮し,一方,非晶質鉄/アルミニウム含有量は,金属酸化物複合係数に対して,有意に負の影響を及ぼした。メタ分析は,長期フルボ酸施用が酸性土壌における肥料施用よりもMAOM安定性を改善することを立証した。土地劣化を防ぐことを目指した戦略は,MAOM安定性を著しく増加させることができるので,土壌改良剤としてのフルボ酸の可能性に焦点を当てるべきである。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer-Verlag GmbH Germany, part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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施肥法・肥効  ,  土壌化学 
タイトルに関連する用語 (4件):
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