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J-GLOBAL ID:202202237743283151   整理番号:22A0500975

COVID-19の重症患者における吸入コルチコステロイド(ICS)の役割: 多施設コホート研究【JST・京大機械翻訳】

The Role of Inhaled Corticosteroids (ICS) in Critically Ill Patients With COVID-19: A Multicenter, Cohort Study
著者 (40件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 248-257  発行年: 2022年 
JST資料番号: W5298A  ISSN: 0885-0666  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:重症コロナウイルス疾患2019(COVID-19)は重症患者における系統的炎症反応を亢進し,多発性合併症に至る全身性炎症状態を引き起こす。COVID-19患者において,吸入コルチコステロイド(ICS)の使用は,ウイルス感染へのそれらの影響に関する議論によって囲まれている。本研究は,COVID-19の重症患者におけるICSの安全性と有効性とその臨床転帰を評価することを目的とした。方法:ICSを受けたCOVID-19の重症患者に対する多施設,非介入,コホート研究。2020年3月1日~2021年3月31日の間に,COVID-19が確認され,集中治療室(ICU)に入院した18歳以上の全患者をスクリーニングした。適格患者をICU滞在中のICS±長作用ベータアゴニスト(LABA)の使用に基づいて2群に分けた。患者急性生理学および慢性健康評価II(APACHE II)スコア,連続臓器不全評価(SOFA)スコア,全身コルチコステロイド使用,およびICU入院の24時間以内の急性腎損傷(AKI)に基づいて,傾向スコア(PS)マッチングを用いた。<0.05のP値が統計的に有意であった。結果:合計954人の患者が適格であった;130人の患者を,PSマッチング(1:1比)後に含んだ。30日死亡率(ハザード比[HR][95%信頼区間[CI]:0.53[0.31,0.93],P値=0.03)はICSを受けた患者において統計的に有意であった。逆に,院内死亡率,人工呼吸器フリー日数(VFD),ICU入院期間(LOS),および病院LOSは,2群間で統計的に有意ではなかった。結論:COVID-19患者におけるICS±LABAの使用は30日で生存利益を有する可能性がある。しかし,院内死亡率便益やVFDとは関連していなかった。Copyright The Author(s) 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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感染症・寄生虫症一般 

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