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J-GLOBAL ID:202202238004199686   整理番号:22A0325560

イネのバナジウム解毒における細胞壁多糖類の役割とそのトランスクリプトーム機構【JST・京大機械翻訳】

The role and its transcriptome mechanisms of cell wall polysaccharides in vanadium detoxication of rice
著者 (9件):
資料名:
巻: 425  ページ: Null  発行年: 2022年 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞壁多糖は重金属結合において重要な役割を果たし,従って植物における重金属解毒に寄与する。しかし,植物,特にイネ(Oryza sativa L.)における根細胞壁へのバナジウム(V)結合の分子機構に関するデータはない。研究対象として種々のV耐性を有する2つのイネ品種を取り上げて,本研究はVの細胞内分布に及ぼす種々のV濃度の影響を研究し,V曝露に対する細胞壁多糖類の調節機構を明らかにした。結果は,イネ根がVの上方移動を阻害し,根細胞壁が根においてVの69.85~82.71%を蓄積したことを示した。さらに,細胞壁におけるヘミセルロース-1(HC-1)は,耐性および感受性品種において,それぞれ,細胞壁結合Vの67.72%および66.95%を共有した。FTIR分光法は,Vストレスが細胞壁多糖類の再成形を誘導することを示した。Vストレスの下で,V耐性イネは19.3%のペクチン,40.9%のHC-1,および49.34%のHC-2を生成し,それはV感受性品種より高かった。多糖類生合成に対するUGDH,UGEおよびAXSをコードする遺伝子はV耐性イネにおいてV感受性イネよりもV耐性イネにおいて高かった。結果は,ファイトレメディエーションと食料安全保障保証のための新規な洞察を提供することができた。Copyright 2022 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物に対する影響  ,  土壌汚染  ,  植物生理学一般  ,  重金属とその化合物一般 

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