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J-GLOBAL ID：202202238244080457   整理番号：22A1007515

受信機能分散型基地局によるシングルセルDynamic Duplex Cellularシステムの基本伝送特性

Performance Evaluation of Dynamic Duplex Cellular System with Distributed Receive-only Base Stations in Single-cell Environment

著者 (6件)： 福島慶大 (京大 工) ,  森聖太 (京大 大学院情報学研究科) ,  森聖太 (京大 プラットフォーム学卓越大学院) ,  水谷圭一 (京大 大学院情報学研究科) ,  水谷圭一 (京大 プラットフォーム学卓越大学院) ,  原田博司 (京大 大学院情報学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告(Web)  (IEICE Technical Report (Web))
巻： 121  号： 393(SRW2021 65-91)  ページ： 78-83 (WEB ONLY)  発行年： 2022年02月23日 
JST資料番号： U2030A  ISSN： 2432-6380  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 急増するトラヒックを収容するため,Beyond5Gおよび6Gシステムに向けた周波数利用効率の改善策が検討されており,理想的には2倍のユーザスループットを達成可能な帯域内全二重通信(IBFD)が特に注目を集めている.このIBFDをセルラ通信に段階的に導入するために,既存の通信に影響を与えない場合のみIBFDを適用するDynamic Duplexセルラ(DDC)システムが提案されている.従来のDDCシステムでは,基地局(BS)で発生する自己干渉(SI)がユーザスループットの向上を制限していた.この問題を解決するために,本稿では受信機能分散型基地局によるDDCシステムを提案する.提案システムではBSのRadio Unit(RU)を送信専用RU(TRU)と受信専用RU(RRU)に分離し,RRUをセル内に分散配置し,送受信機能を空間的に分離することでSIを低減する.さらに本稿ではシングルセル環境における提案システムの有効性を計算機シミュレーション評価により示す.(著者抄録)

シソーラス用語： 分散化 ,  *基地局 ,  伝送特性 ,  *移動通信 ,  *無線伝送 ,  双方向通信 ,  *周波数利用効率 ,  セルラ通信 ,  電磁干渉 ,  配置 ,  スループット ,  受信
準シソーラス用語： 6G ,  *Beyond 5G ,  自己干渉 ,  全二重通信 ,  分散配置

分類 (1件)： 移動通信  (ND08030H)

引用文献 (18件)：

• ARIB 2020 and beyond Ad Hoc Group, “Mobile Communications Systems for 2020 and beyond,” White Paper, Version 1.0.0, Oct. 2014.
• 総務省 , “令和3年版情報通信白書,”https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/pdf/01honpen.pdf,参照 Dec. 8, 2021.
• D. Bharadia, E. McMilin, and S. Katti, “Full Duplex Radios,” Proc. ACM SIG-COMM 2013, pp.375-386, Aug. 2013.
• T. Matsumura, H. Kuriki, K. Mizutani, and H. Harada, “Macro-Cell Capacity Enhancement with Dynamic Full-Duplex Cellular System,” Proc. WPMC 2018, pp.336-341, Nov. 2018.
• K. Nishikori, K. Teramae, K.Mizutani, T.Matsumura, and H.Harada, “User Throughput Enhancement with Dynamic Full-Duplex Cellular System in Dense Urban Multi-cell Environment,” Proc. IEEE PIMRC2019, pp. 1-6, Sep. 2019.

タイトルに関連する用語 (4件)： 受信機能 ,  基地局 ,  セル ,  伝送特性