文献

J-GLOBAL ID：202202238265603950   整理番号：22A0587853

MERS-CoV受容体DPP4と変異体DPP4受容体の構造動力学の探索【JST・京大機械翻訳】

Exploring structural dynamics of the MERS-CoV receptor DPP4 and mutant DPP4 receptors

著者 (1件)： Alaofi Ahmed L. (Department of Pharmaceutics, College of Pharmacy, King Saud University, Riyadh, Saudi Arabia)
資料名： Journal of Biomolecular Structure and Dynamics  (Journal of Biomolecular Structure and Dynamics)
巻： 40  号： 2  ページ： 752-763  発行年： 2022年 
JST資料番号： W5935A  ISSN： 0739-1102  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： マウスDPP4(mDPP4)受容体はMERS-CoVに対する機能的受容体ではなく,ヒトDPP4(hDPP4)はhDPP4とmDPP4受容体間の高い類似性にもかかわらず,ヒトDPP4(hDPP4)である。MERS-CoVに対するDPP4受容体の可変性は,特に立体配座および構造的差異について完全には調べられていない。したがって,DPP4受容体の立体配座の差異を研究することは,MERS-CoVワクチンおよび抗ウイルス薬評価のための新しい小動物モデルの開発を助けることができる。ここでは,MDシミュレーションとドッキング法を用い,DPP4受容体におけるこれらの構造的差異を検討した。結果は,キメラマウスmDPP4(cmDPP4)が構造解析に基づく野生型hDPP4と同様のコンパクトな立体配座を有することを示した。興味深いことに,単一Thr288Ala変異はキメラ2hDPP4(c2hDPP4)及びキメラ2mDPP4(c2mDPP4)において弛緩立体配座を誘導した;DPP4の柔軟性へのその有意な効果に加えて,その効果は,DPP4の柔軟性への有意な効果に加えて,その効果Thr288残基は,MERS-CoV RBD相互作用におけるその重要な機能で知られている。さらに,MERS-CoV RBDは,ブレードIVとV領域でhDPP4とcmDPP4にドッキングするとき,”自立”立体配座を採用する。結論として,結果は,MERS-CoVに対するマウスとヒトDPP4受容体の間の機能性の違いを説明することができた。しかし,DPP4立体配座がMERS-CoV RBD結合と親和性にどのように影響するかを評価するためには,さらなる構造研究が必要である。Ramaswamy H.Sarmaによって共用した。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  立体配座 ,  構造解析 ,  ドッキング ,  抗ウイルス薬 ,  *受容体 ,  ヒト ,  マウス ,  ワクチン ,  キメラ ,  親和性 ,  野生型
準シソーラス用語： 動物モデル ,  分子動力学シミュレーション ,  残基 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： DPP4 ,  MDシミュレーション ,  MERS-CoV RBD ,  ドッキング ,  蛋白質動力学

分類 (2件)： ピロール  (CF07076L) ,  太陽電池  (NC03084O)

タイトルに関連する用語 (6件)： MERS ,  受容体 ,  DPP4 ,  変異体 ,  構造動力学 ,  探索