文献

J-GLOBAL ID：202202238267561055   整理番号：22A0940202

伝統建築を参照した新しい木質構法の開発-積層材間のせん断すべり面数が及ぼす構造性能への影響-

A development of new massive holz system referring to the traditional wood construction-Effects of the number of shear slip surfaces in the massive wooden panel on structural performance-

著者 (5件)： 境口友清 (鹿児島大 工) ,  鷹野敦 (鹿児島大 大学院理工学研究科) ,  福山弘 (Hafnium architects) ,  滿園大翔 (鹿児島大 大学院理工学研究科) ,  相木雅史 (鹿児島大 大学院理工学研究科)
資料名： 日本建築学会研究報告 九州支部(CD-ROM)  (日本建築学会九州支部研究報告(CD-ROM))
号： 61  ページ： ROMBUNNO.268  発行年： 2022年03月01日 
JST資料番号： L0035B  ISSN： 2435-3817  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・木造軸組の耐震要素(耐力壁)を構成するスギ積層パネルの剪断滑り面の数が耐震性能に及ぼす影響について検証。
・90mm角の篏合加工したスギ角材を積層篏合し,スギ角材で拘束して木造軸組に挿入,面内剪断試験に供する試験体の構成を説明。
・3種類の構造パラメータを有する実大試験体を設定し,その詳細および試験装置を図示。
・試験で得た荷重-変形角曲線を完全弾塑性モデルに適用して,終局変形角における初期剛性,最大耐力,壁倍率等を評価。
・試験結果と評価結果について詳述し,試験体ごとの評価結果を一覧表示。

シソーラス用語： *耐力壁 ,  *積層構造 ,  *耐震性 ,  木構造 ,  剪断試験 ,  実物大試験 ,  荷重-変形関係 ,  滑り ,  層間変形角 ,  弾塑性解析 ,  試験片 ,  剪断
準シソーラス用語： 壁倍率 ,  剪断滑り

分類 (2件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  木構造  (RA04020P)

引用文献 (9件)：

• 林野庁:脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律(改正前:公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律), 2021. https://www.rinya.maff.go.jp/j/riyou/koukyou/(2021年11月24日閲覧)
• 北園製材所:J-ログ工法とは. https://www.kitazonoseizai.jp/pages/639273/J-rogkouhou (2021年11月24日閲覧)
• 国土交通省:構造方法等の認定に係る帳簿について, 認定番号 FRM-0703, 2021. https://www.mlit.go.jp/common/001109039.pdf(2021年11月24日閲覧)
• 安長瑠人ほか 2 名:伝統建築を参照した新しい木質構法の開発-嵌合接合によるマッシブホルツパネルと軸組で構成される耐力壁の面内せん断試験-, 日本建築学会研究報告九州支部, 58号, pp.ROMBUNNO.303, 2019. https://www.aij.or.jp/paper/detail.html?productId=643695(2021年11月24日閲覧)
• 安長瑠人:伝統建築を参照した新しい木質構法の開発-要素試験による嵌合接合部の比較検証-, 2020年度鹿児島大学大学院理工学研究科建築学専攻修士論文, 2021

タイトルに関連する用語 (9件)： 伝統建築 ,  参照 ,  木質 ,  構法 ,  開発 ,  積層材 ,  せん断 ,  すべり面 ,  構造性能