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J-GLOBAL ID：202202238295608158   整理番号：22A1186749

カルボニル基を含む溶媒によるアモルファスPETフィルムの結晶化

Crystallization of amorphous PET film with solvents containing carbonyl group

著者 (3件)： 石鍋雅夫 (中部大) ,  幅上茂樹 (中部大 工) ,  堤内要 (中部大 応用生物)
資料名： 中部大学工学部紀要(Web)
巻： 57  ページ： 37-41 (WEB ONLY)  発行年： 2022年03月 
JST資料番号： U2003A  ISSN： 2187-7408  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 非晶質膜(APET)を溶媒中に浸漬し,続いて延伸し,延伸温度をガラス転移温度よりも高いようにして,高い耐熱性を有するポリ(エチレンテレフタレート)(PET)膜を得る方法を研究した。さらに,酢酸エチルは,熱抵抗特性を改善するために,APETの溶媒誘起結晶化に対して効果を示すことが報告されている。本研究では,酢酸エチルに加えてギ酸エチル,N,N-ジメチルホルムアミド(DMF)およびγ-ブチロラクトンなどのカルボニル基を有する種々の有機溶媒中でAPETの溶媒結晶化を行い,浸漬膜の減衰全反射(ATR)測定により評価した。結果は,ラクトン,γ-ブチロラクトンが結晶化に著しい影響を及ぼすことを示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *カルボニル基 ,  非晶質 ,  *ポリエチレンテレフタレート ,  プラスチックフィルム ,  *結晶化 ,  延伸 ,  ガラス転移点 ,  耐熱性 ,  *有機溶媒 ,  全反射 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  ラクトン ,  脂肪酸 ,  カルボン酸エステル
準シソーラス用語： 減衰全反射法

分類 (1件)： 高分子の物性一般  (CG02001Z)

物質索引 (4件)： N,N-ジメチルホルムアミド ,  γ-ブチロラクトン ,  ぎ酸エチル ,  酢酸エチル

タイトルに関連する用語 (5件)： カルボニル基 ,  溶媒 ,  アモルファス ,  PETフィルム ,  結晶化