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J-GLOBAL ID:202202238582490366   整理番号:22A0775836

海藻Ulva lactuca抽出物を用いて合成した銀ナノ粒子のヒトColon癌HCT-116細胞における細胞毒性機構の全身評価【JST・京大機械翻訳】

Systemic Evaluation of Mechanism of Cytotoxicity in Human Colon Cancer HCT-116 Cells of Silver Nanoparticles Synthesized Using Marine Algae Ulva lactuca Extract
著者 (6件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 596-605  発行年: 2022年 
JST資料番号: W0462A  ISSN: 1574-1443  CODEN: JIOPE4  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,海洋グリーンマクロ藻類Ulva lactuca抽出物を用いて生物起源銀ナノ粒子(U-AgNPs)を合成し,ヒト結腸癌(HCT-116)に対する抗癌活性の背後にある機構を評価した。生物起源のU-AgNPsを,種々の物理化学的技術を用いて特徴づけた。TEM顕微鏡写真は,合成したU-AgNPsの球状形態を確認し,平均サイズは8~14nmであった。EDXスペクトルとICP-OESは,AgNPsが銀に対してほぼ90%の純度であることを確認した。U-AgNPsのFTIRスペクトル分析は,U.lactucaが安定化剤としてU-AgNPs表面より生物活性分子の存在を確認し,それによって生体適合性を改善することを確認した。細胞毒性研究は,正常ヒト結腸上皮細胞における生存率の低下なしに,結腸癌細胞における用量依存的細胞死を明らかにした。さらに,核染色アッセイの蛍光顕微鏡写真は,U-AgNPsで処理した癌細胞のDNA断片化と核凝縮を明らかにし,アポトーシス媒介細胞死を示した。U-AgNPs処理癌細胞のウェスタンブロットおよびRT-PCR分析は,アポトーシス促進マーカー(P53,BaxおよびP21)の上昇および抗アポトーシスマーカー(Bcl-2)の低下を示し,HCT-116におけるp53依存性アポトーシスが仲介する細胞死を確認した。全体として,本研究は,海洋グリーンマクロ藻類U.lactuca抽出物を用いて合成された新規生物起源U-AgNPsナノ粒子がHCT-116細胞株に対して効率的な抗癌活性を示し,従って標的化抗癌治療に対する潜在的治療薬として働いていると結論した。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Springer Science+Business Media, LLC, part of Springer Nature 2021 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
滅菌法  ,  貴金属触媒  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  無機化合物一般及び元素 

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