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J-GLOBAL ID:202202238606985348   整理番号:22A0216367

表面塩橋は好熱性細菌からのFN3様ドメインの極端な熱安定性に寄与する【JST・京大機械翻訳】

Surface salt bridges contribute to the extreme thermal stability of an FN3-like domain from a thermophilic bacterium
著者 (11件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 270-281  発行年: 2022年 
JST資料番号: T0761A  ISSN: 0887-3585  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,好熱性細菌Thermoanaerobacter tengcongensis(FN3tt)由来のFN3様蛋白質ドメインの高い熱安定性(融点97.5°C)に対する構造的基礎を調べるために,示差走査熱量測定,X線結晶学および分子動力学シミュレーションを用いた。FN3ttは4本鎖ベータシートに対して3本鎖ベータシート充填を有する典型的なFN3折畳みを採用する。3つの溶媒曝露アルギニン残基(R23,R25,及びR72)を同定し,隣接する鎖上のグルタミン酸残基との塩橋相互作用を介して蛋白質を安定化した。3つのアルギニン残基のアラニン変異は22°Cまで融解温度を低下させた。野生型(WT)と熱的に不安定化した(ΔTm-19.7°C)三重変異体(R23L/R25T/R72I)の結晶構造はほぼ同一であり,不安定化がアルギニン残基の相互作用によることを示唆した。分子動力学シミュレーションにより,WTにおける塩橋相互作用は安定であり,熱量測定に基づくR23とR25の間に観察された協同性に対する動的説明を提供した。さらに,自由エネルギー摂動分子動力学シミュレーションを用いて計算した折畳み自由エネルギー変化は,融解温度変化と高い相関を示した。本研究は,好熱性蛋白質の強化された熱安定性に寄与する表面塩橋のもう一つの例である。本研究で採用した分子動力学シミュレーション法は,蛋白質のin silico表面電荷工学に対して広く有用である。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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