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J-GLOBAL ID：202202238611530793   整理番号：22A0888302

MDMAと記憶,中毒およびうつ病:用量効果分析【JST・京大機械翻訳】

MDMA and memory, addiction, and depression: dose-effect analysis

著者 (6件)： Pantoni Madeline M. (Molecular Cognition Laboratory, Department of Psychology, University of California San Diego, La Jolla, CA, USA) ,  Pantoni Madeline M. (Translational Psychedelic Research Program, Department of Psychiatry and Behavioral Sciences, University of California San Francisco, San Francisco, CA, USA) ,  Kim Jinah L. (Molecular Cognition Laboratory, Department of Psychology, University of California San Diego, La Jolla, CA, USA) ,  Van Alstyne Kaitlin R. (Molecular Cognition Laboratory, Department of Psychology, University of California San Diego, La Jolla, CA, USA) ,  Anagnostaras Stephan G. (Molecular Cognition Laboratory, Department of Psychology, University of California San Diego, La Jolla, CA, USA) ,  Anagnostaras Stephan G. (Molecular Cognition Laboratory, Program in Neurosciences, University of California San Diego, La Jolla, CA, USA)
資料名： Psychopharmacology  (Psychopharmacology)
巻： 239  号： 3  ページ： 935-949  発行年： 2022年 
JST資料番号： C0891A  ISSN： 0033-3158  CODEN： PSCHDL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Rationale:±3,4-メチレンジオキシメタアンフェタミン(MDMA)は,精神治療薬としてかなり有望なレクリエーション薬である。それでも,その行動毒性に関してはいくつかの懸念があり,その用量効果関係はよく理解されていない。著者らは以前に,既存の文献の系統的レビューにおけるMDMAの認知効果における用量の役割を検討し,MDMAが低用量(<3mg/kg)で記憶を損傷するが,高用量(≧3mg/kg)での混合結果の動物における証拠を見出せなかった。このレビューは,主に単一線量研究および方法論の整理から成るので,このトピックに関する経験的線量-範囲研究が保証される。目的:本研究は,3mg/kgがMDMA誘発健忘に対する閾値であるかもしれない著者らの系統的レビューから結論を評価し,記憶,中毒およびうつ病の行動アッセイに対するMDMAの用量効果関係をさらに理解することを目的とした。方法:著者らは,Pavlovian恐怖条件づけに及ぼす0.01~10mg/kgのMDMAの影響を系統的に調査した;行動感作,条件付け場所選好,および調整応答;そして,マウスにおけるPorsolt強制水泳試験。【結果】高用量のMDMA(≧3mg/kg)は恐怖条件記憶の健忘,追加可能性の若干の証拠,および抗うつ作用を生じたが,低用量のMDMA(≦1mg/kg)は,これらの行動に影響を及ぼさなかった。結論:本用量範囲研究は,3mg/kgがMDMA誘発健忘の閾値である更なる証拠を提供する。これらの知見は,著者らの系統的レビューに加えて,MDMA用量の注意深い選択が重要であることを示す。高用量(≧3mg/kg)は,アムネシアと中毒を生産できる証拠により避けられる。逆に,臨床研究で通常投与される低用量(約1~2mg/kg)は,これらの同じ副作用をもたらすことを示唆する証拠はほとんどない。超低線量(<1mg/kg)は,より安全であり,将来の研究における治療効果のために調査されるべきである。Copyright The Author(s) 2022 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *中毒 ,  向精神薬 ,  抗うつ作用 ,  副作用 ,  マウス ,  放射線量 ,  *うつ病 ,  動物実験 ,  健忘 ,  *用量 ,  システマティックレビュー ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物 ,  第二アミン
準シソーラス用語： 低用量 ,  強制水泳試験 ,  高用量 ,  臨床研究 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (10件)： MDMA ,  34-メチレンジオキシメタンフェタミン ,  マウス ,  記憶 ,  中毒 ,  うつ病 ,  行動感作 ,  条件付け場所選好 ,  パブロフの恐怖条件付け ,  刺激剤

分類 (2件)： 神経の基礎医学  (GN01020W) ,  向精神薬の基礎研究  (GW03100Y)

物質索引 (1件)： MDMA

タイトルに関連する用語 (4件)： MDMA ,  中毒 ,  うつ病 ,  分析