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J-GLOBAL ID：202202238832675031   整理番号：22A0411537

一年生作物コミュニティ生産性に対する生物多様性効果の寄与を理解するための植物形質の利用【JST・京大機械翻訳】

Using plant traits to understand the contribution of biodiversity effects to annual crop community productivity

著者 (4件)： Engbersen Nadine (Institute of Agricultural Sciences, ETH Zurich, 8092, Zurich, Switzerland) ,  Stefan Laura (Institute of Agricultural Sciences, ETH Zurich, 8092, Zurich, Switzerland) ,  Brooker Rob W. (The James Hutton Institute, Aberdeen, UK) ,  Schob Christian (Institute of Agricultural Sciences, ETH Zurich, 8092, Zurich, Switzerland)
資料名： Ecological Applications  (Ecological Applications)
巻： 32  号： 1  ページ： e02479  発行年： 2022年 
JST資料番号： A1318A  ISSN： 1051-0761  CODEN： ECAPE7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生物多様性の増加は,自然だけでなく農業システムにおいても,選択と相補性効果を通して生産性を高める。しかし,多様な作付体系が単一栽培より生産的である理由を説明することは,農業科学における中心的目標のままである。メソコスム実験において,著者らは,肥料有無の8つの作物種からの単一栽培,2種および4種混合物,および温帯スイスおよび乾燥地中海スペインにおける2種および4種混合物を構築した。物理的因子および植物形質を測定し,単一栽培および混合物間の種子収量差を説明するために,選択および相補性効果に対する構造方程式モデルにおけるこれらの関連を調べた。作物多様性の増加はスイスの種子収量を増加させた。この正の生物多様性効果は選択と相補性効果によってほとんど同じ程度に駆動され,それぞれ植物高さと比葉面積(SLA)で増加した。また,種子収量を駆動する生態学的プロセスは,2から4種への混合物の多様化を通して,種子収量の要因とは異なった。選択効果は,主に1種によって駆動されたが,相補性効果は単位葉重量当たりのより大きな葉面積と関連していた。混合物多様化による種子収量は,相補性効果によってのみ駆動され,測定形質を通して仲介されず,本研究で測定したものを超える生態学的プロセスが,2種混合物を超える収量に対する正の多様性効果の原因であることを示唆した。正の生物多様性-生産性関係のドライバーを理解することにより,生態系機能を強化し,持続可能な農業生産を促進できる種組合せを予測する能力を改善できる。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *農作物 ,  スイス連邦 ,  温帯 ,  作付体系 ,  相補性 ,  生態学 ,  単作 ,  多様化 ,  *生物多様性 ,  持続可能な農業
準シソーラス用語： メソコスム ,  葉面積 ,  比葉面積 ,  子実収量 ,  生態系機能 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (8件)： 農業生態学 ,  生物多様性効果 ,  生物多様性-生産性 ,  相補性効果 ,  作物混合物 ,  間作 ,  植物形質 ,  選択効果

分類 (1件)： 植物生態学  (EE02000E)

タイトルに関連する用語 (5件)： 作物 ,  コミュニティ ,  生物多様性 ,  理解 ,  植物形質