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J-GLOBAL ID：202202239230728149   整理番号：22A0296033

チオール酢酸のSsp→η3-H官能化の機構:密度汎関数理論研究【JST・京大機械翻訳】

Mechanisms of Ssp³-H functionalization of thiolacetic acid: A density functional theory investigation

著者 (2件)： Hou Qian-Mei (Neurology Department, Affiliated Hospital of North Sichuan Medical College, Nanchong, China) ,  Zhou Da-Gang (Chemical Synthesis and Pollution Control Key Laboratory of Sichuan Province, Institute of Synthesis and Application of Functional Materials, College of Chemistry and Chemical Engineering, China West Normal University, Nanchong, China)
資料名： Journal of Physical Organic Chemistry  (Journal of Physical Organic Chemistry)
巻： 35  号： 1  ページ： e4279  発行年： 2022年 
JST資料番号： T0676A  ISSN： 0894-3230  CODEN： JPOCEE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： AIBNによって開始されたチオール酢酸のSsp3-H官能化の機構をM06-2X-D3/ma-def2-TZVP法及び基底関数系により調べ,SMDモデルを用いてトルエンの溶媒効果をシミュレーションした。計算結果は,ラジカル開始剤としてアゾジイソブチロニトリル(AIBN)が分子内ホモリシス反応を有することを示唆した。次に,チオール酢酸のSsp3-H活性化は,2つの可能な経路によって完了することができた。得られたチイルラジカルとジインは,求電子反応,閉環反応,およびSN2反応を経て,3,4-fused-ring-置換チオフェンを生成した。第2部では,副反応の機構も調べ,主反応がより低いエネルギー障壁を有することを明らかにした。局在化軌道ロケータ等表面および電子スピン密度等表面グラフは構造を解析し,物質を明らかにした。Copyright 2022 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： スピン密度 ,  ラジカル ,  溶媒効果 ,  *チオール ,  求電子反応 ,  環化反応 ,  ジイン ,  *密度汎関数法 ,  *官能化 ,  ホモリシス ,  脂肪酸 ,  薬物 ,  硫黄複素環化合物 ,  アルキルベンゼン
準シソーラス用語： チイルラジカル ,  エネルギー障壁 ,  ラジカル開始剤 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： AIBN ,  DFT ,  Ssp3-H活性化 ,  チオフェン

分類 (2件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  環化反応,開環反応  (CF02050I)

物質索引 (3件)： 酢酸 ,  チオフェン ,  トルエン

タイトルに関連する用語 (4件)： チオール酢酸 ,  官能化 ,  密度汎関数理論 ,  研究