抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:体外血液浄化技術(extracorporealhemopurification,EH)による敗血症患者の臨床予後への影響を評価し、関連するサイトカインレベルの変化と臨床予後との関連を検討する。方法:Pubmed、WebofScience、CochraneLibrary、中国知網データベースを検索し、2010年1月から20年1月までのすべての基準に符合し、EHが敗血症患者に与える影響に関する文献を組み入れた。ReviewManager5.3を用いて、森林図分析を行い、EHと敗血症患者の入院死亡率(in-hospitalmortality、IHM)と集中治療室の入院期間との関連を検討した。さらに,サイトカインレベルの変化と臨床予後の関係を分析した。結果:合計28の文献を研究に含め、2587例の患者を累積し、Meta分析結果により、EH(血液灌流、血液濾過、血液吸着、サイトカイン吸着など)は敗血症患者のIHM(OR=0.83,P=0.04)を顕著に低下させることが分かった。しかし、患者の集中治療室入院期間(OR=-0.50、P=0.69)に影響しない。サブグループ分析は以下のことを示した。高容量血液濾過或いはポリミキシンB血液灌流は、敗血症患者のIHM(P=0.22)を低下できなかった。P=0.87);同じEHは,熱傷性敗血症および敗血症性急性腎不全患者のIHM(P=0.08)を改善できなかった。P=0.77)。EHが関連サイトカインレベルの低下をもたらす敗血症患者に対しては,IHMは有意に減少しなかった(P=0.48)が,集中治療室の入院期間は有意に短縮した(OR=-17.58,P=0.04)。結論:敗血症患者には、関連禁忌症がなければ、体外血液浄化を補助治療として推奨する。治療過程において、関連サイトカインレベルの制御は、集中治療室の入院期間を短縮する重要なポイントである。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】